W41SA

W41SAについて

W41SAは、三洋電機（現京セラ SANYOブランド）が開発し、KDDIおよび沖縄セルラー電話のauブランドから発売されたCDMA 1X WIN対応の携帯電話です。その特徴は、コンパクトなボディと、CDMA 1X WIN端末の中でも軽量な108gという点です。

主な機能

パシャ文字：手書きの文字を写真のように保存できる新機能です。手書きメッセージを画像として保存する「パシャ文字メモ」と、画像と手書きメッセージを合成してメッセージカードを作成する「パシャ文字カード」の2種類があります。
軽量設計：CDMA 1X WIN端末の中では、MEDIA SKINに次ぐ軽量さを実現しています。
セキュリティ機能：端末を閉じると自動的にロックがかかる「とじるとロック」や、紛失時に遠隔からロックできる「遠隔オートロック」を搭載しています。
ICレコーダー：au端末として初めて、ステレオマイク対応のAACコーデックを用いたICレコーダーを搭載しています。
ディズニーコンテンツ：「くまのプーさん」をプリセットしています。

その他

メインディスプレイとサブディスプレイのバックライトは共用しています。
三洋のCDMA 1X WIN端末としては唯一、オートフォーカス（AF）機能に対応していません。
ボディカラーにシルバーを採用したのは、ビジネスユーザーを意識したためとされています。

E02SAについて

E02SAは、W41SAをベースに、ビジネス利用に特化した法人向けモデルです。主な特徴は以下の通りです。

無線LAN内蔵：端末本体に無線LANを内蔵しています。
大容量バッテリー：リチウムイオンバッテリーを搭載し、バッテリー容量を増やしています。
2GHz帯対応：2GHz帯エリアに対応しています。
法人専用：一般ユーザーは入手できません。

沿革

2006年1月19日：KDDIおよび三洋電機から発表
2006年2月17日：北陸・中国地方で発売
2006年2月18日：四国・沖縄地方で発売
2006年2月21日：北海道地方で発売
2006年2月22日：関東・九州地方で発売
2006年2月23日：中部・関西地方で発売
2006年2月24日：東北地方で発売
2006年7月28日：法人専用モデルのE02SAが発売
2007年3月2日：充電制御方法に関する不具合が発表
2012年7月22日：L800MHz帯（旧800MHz帯・CDMA Bandclass 3）によるサービスが停波し、W41SAは利用不可に。E02SAは2GHz帯でのサービスのみサポート

不具合

2007年3月2日、充電制御回路のソフトウェアの不具合により、充電しながら操作すると過充電状態になり、バッテリーが劣化したり膨張する可能性があると発表されました。この不具合は、同日のケータイアップデートで修正されました。

対応サービス

au LISTEN MOBILE SERVICE（EZ「着うたフル」）
Hello Messenger
with Disney!（くまのプーさん）
EZナビウォーク
EZ・FM
パシャ文字カード／パシャ文字メモ
とじるとロック／遠隔オートロック
SD-Audio(AAC)

関連項目

携帯電話
au（携帯電話）
三洋電機
京セラ
CDMA 1X WIN

外部リンク

au
KDDI au: オンラインマニュアル > W41SA
法人のお客さま向け携帯電話 > E02SA

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