WRESTLE KINGDOM 16

WRESTLE KINGDOM 16 概要

WRESTLE KINGDOM 16は2022年1月に新日本プロレスが主催したプロレス興行で、東京ドームでの二日間に加えて、横浜アリーナでも行われた歴史的なイベントです。この大会は、1月4日と5日に東京ドームで実施され、さらに1月8日にはプロレスリング・ノアとの対抗戦という形で横浜アリーナで開催されたことが特徴です。新日本プロレスが東京ドーム以外でのWRESTLE KINGDOMを開催するのは初めての事例であり、横浜アリーナでの開催も2014年以来約7年半ぶりとなりました。

大会の発表と背景

2021年9月4日のWRESTLE GRAND SLAM in MetLife Domeの際に、この大会開催の概要が発表され、WRESTLE KINGDOM 16が「レッスルキングダム3連戦」として強調されました。また、2021年11月には重要な合同記者会見が行われ、新日本プロレスとプロレスリング・ノアの選手たちが集まり、特に1月8日の横浜アリーナ大会の対抗戦についての詳細が発表されました。この会見にはそれぞれの団体の代表と選手が出席し、対抗戦の盛り上げを強調しました。この大会はABEMAのPPVにてライブ配信されることも決定され、大きな注目を集めました。

東京ドーム大会の詳細

東京ドームでの大会は、特に多くのファンからの期待が寄せられました。1月4日、5日の試合はCSテレ朝チャンネル2にて、中継および副音声実況が行われ、昨年に続いて清野茂樹と神田伯山が実況を務めました。また、1月5日にはファーストサマーウイカがゲスト解説者として登場し、会場の盛り上がりに貢献しました。

1月4日の主な出来事

1月4日の大会では、新日本プロレスの創設者であるアントニオ猪木のメッセージVTRが流れ、観客に感動を与えました。また、長い間欠場を余儀なくされていた柴田勝頼選手が約4年9ヶ月ぶりに復帰を果たし、非常に印象深い瞬間となりました。

1月5日の主な出来事

続く1月5日の大会では、後樂園ホールで行われた「REBOOT 2022」からの帰還を果たしたプロレスリング・ノアの選手たちがリングに上がり、次の横浜アリーナ大会への強い意気込みを示しました。新日本プロレス側からは鷹木、ヒロム、BUSHIの3人が応戦し、会場の雰囲気は一層高まりました。また、KENTA選手が試合中に負傷し、重傷を負い長期欠場となる事態も発生しました。

横浜アリーナ大会

1月8日の横浜アリーナ大会では、KENTA選手の欠場に伴い、当日発表の「X」として出場した選手による試合が行われました。この試合の解説席には多彩なゲストが出演し、小橋建太や蝶野正洋らが特別解説として参加しました。試合は多くのファンの支持を受け、見応えのある戦いが繰り広げられました。

結論

WRESTLE KINGDOM 16は新日本プロレスにとって特別な意味を持つ大会であり、これまでにない挑戦と成長を感じられるイベントとなりました。ファンにとっても記憶に残る貴重な体験となったことでしょう。この大会を通じて、プロレスリングの未来への期待がさらに高まりました。

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