World Omosiroi Award

ワールド・オモシロイ・アワードについて

ワールド・オモシロイ・アワードは、一般社団法人ナレッジキャピタルが主導する国際的な賞であり、その目的はナレッジキャピタルの基盤である『OMOSIROI』の概念を広めることにあります。このアワードは、世界中から集まったユニークな活動や革新的なアイデアを持つ個人に焦点を当て、彼らの才能と努力を評価します。主催者は「ナレッジキャピタルから世界へOMOSIROIの価値を発信する」と述べています。

アワードの概要

この賞は2015年に始まり、毎年3月または4月に新たな受賞者が発表されます。ナレッジキャピタルと交流のある国内外の有識者60名が推薦作業に携わり、100名以上の候補者の中から、1次選考と最終選考を経て、5名の受賞者が選ばれます。授賞式では、受賞者に研究費やオリジナルのトロフィーが贈呈されます。

過去の受賞者

このアワードはこれまでに多くの著名な受賞者を輩出してきました。各年ごとに選ばれた受賞者を以下に示します。

• - 第1回（2015年）: メディアアートのクリス・スグルーや明和電機の土佐信道、安泰寺のネルケ無方など、多彩な分野の専門家が受賞。
• - 第2回（2016年）: 東京大学の稲見昌彦やメディアアーティストの落合陽一などが選ばれました。
• - 第3回（2017年）: 考古学者のヨリス・ディックやミュージシャンの和田永などが受賞しました。
• - 第4回（2018年）: 培養肉研究者の羽生雄毅やコメディアンのチャーリー・トッドが選ばれました。
• - 第5回（2019年）: スミソニアンのレイチェル・ゴスリンズや東京大学教授の生田幸士が受賞。
• - 第6回（2020年）: 恐竜研究者の小林快次やインタラクションデザイナーのジュリア・トマゼッロが受賞。
• - 第7回（2021年）: 台湾のデジタル大臣オードリー・タンやメイクアップアーティスト西村宏堂も受賞しました。
• - 第8回（2022年）: 半熟仮想株式会社の成田悠輔や琉球大学教授の玉城絵美が選ばれました。
• - 第9回（2023年）: プロデューサーの若新雄純やデジタルアーティストのガブリエッラ・チハン・スタンリーが受賞。
• - 第10回（2024年予定）: 片野晃輔や動物言語学者の鈴木俊貴など、興味深い人物が予定されています。

選考委員

アワードの選考には毎年多彩な専門家が関与しており、初年度には宮原秀夫や宇川直宏など、著名な人物が名を連ねていました。以降も、中野信子、飛鷹全法、土佐信道といった専門家が選考に携わっています。

この賞は、創造性や独自の視点を持つ人々を称える機会であり、OMOSIROIという価値観が広がることによって、より多くの人々に影響を与えることを目指しています。

もう一度検索