X JAPAN WORLD TOUR 2015-2016 IN JAPAN

X JAPAN WORLD TOUR 2015-2016 IN JAPAN

2015年11月28日から12月15日にかけて、日本のロックバンドX JAPANが実施した「X JAPAN WORLD TOUR 2015-2016 IN JAPAN」は、バンドにとって4年ぶりとなる、日本国内でのライブツアーであり、ファンにとって待望のイベントでした。このツアーは、1995年から1996年にかけて行われた「DAHLIA TOUR」以来約19年ぶりの国内ツアーでもありました。

ツアーの概要

このツアーは、全7公演が最初に発表されましたが、後に石巻、横浜、名古屋での追加公演が決定し、最終的には10公演が行われることとなりました。しかし、2016年3月に予定されていたウェンブリー・アリーナでの公演は、メンバーのPATAの健康問題によって延期され、バンドは一時的な活動休止を発表しました。また、同時にニューアルバムの発売も延期となりました。

参加メンバー

• - YOSHIKI：ドラム・ピアノ
• - TOSHI：ヴォーカル・ギター
• - PATA：ギター
• - HEATH：ベース
• - SUGIZO：ギター・ヴァイオリン
• - HIDE：ギター
• - TAIJI：ベース

公演一覧とセットリスト

1. 石巻ブルーレジスタンス（11月28日）

今回のツアーの初日は、震災からの復興を願い、地元在住の人々を招待する形で行われました。セットリストには「PROLOGUE（～WORLD ANTHEM）」「JADE」「Rusty Nail」などが含まれ、初めての小規模なライブハウスでの公演ということで、特別な意味を持ちました。

2. 横浜アリーナ（12月1日～4日）

神奈川での公演は4日間にわたって行われ、初めて披露された新曲「Angel」を含む多彩なセットリストが特徴的でした。また、懐かしの名曲が復活する中で、「WEEK END」のフル演奏も実現しました。

3. 大阪城ホール（12月7日）

20年ぶりに行われた大阪公演では、熱狂的なファンたちが会場を埋め尽くし、X JAPANの存在感を改めて示しました。

4. マリンメッセ福岡（12月9日）

九州での初公演では、観客の熱烈な応援に包まれ、ツアーの盛況を印象づけました。

5. 広島グリーンアリーナ（12月11日）

19年ぶりの広島でのライブは、バンドの復活と地域の再生を象徴するイベントとなりました。

6. 日本ガイシホール（12月14日・15日）

愛知での2日間の公演は、ツアーのフィナーレとして盛り上がり、特に最終日には過去の名曲「Without You」も演奏され、感動的な瞬間が生まれました。最終公演はWOWOWで生中継され、全国のシネマコンプレックスにてライブビューイングも行われ、多くのファンに共有されました。

このツアーは、X JAPANの音楽だけでなく、彼らの活動の重要性やファンとの絆を再確認させる貴重な機会となりました。どの公演も心に残る瞬間で溢れ、X JAPANはその存在感を存分に発揮し、愛されるロックバンドとしての地位を再確認しました。

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