YBSワイドニュースについて
『YBSワイドニュース』(ワイビーエス ワイドニュース)は、
山梨放送(YBSテレビ)が提供する、
山梨県内のニュースを在住者に向けて伝える長寿番組です。この番組は、県の様々な出来事や情報を細やかに報道することを目的とし、視聴者との結びつきを大切にしています。
2006年4月からは
ハイビジョン映像を採用し、より視覚的な情報提供が行われています。
番組の歴史
初期の放送 (1975-1988)
「山日YBSワイドニュース」という名で
1975年4月に放送が始まりました。これは
山梨県で初めてのローカルワイドニュース番組でした。当時の放送時間は18:00から19:00までで、初代司会者には渡辺美明氏や輿石真幸氏が名を連ね、レポーターとしては加藤嘉晴氏や深沢美津枝氏が活躍していました。この時期は
山梨日日新聞とYBSの報道部門が協力し、地域情報を届ける役割を果たしていました。
タイトル変更と技術革新 (1988-2006)
1988年には、『
NNNニュースプラス1』の放送に伴い、番組名を「山日YBSワイドニュース プラス1」に変更。当時の放送スタイルを維持しつつも、全国ニュースの影響を受ける形になりました。
2005年には再び番組をリニューアルし、タイトルが元の『山日YBSワイドニュース』に戻り、番組の雰囲気も一新されました。
2006年には、タイトルが現在の「YBSワイドニュース」に変更され、
ハイビジョン制作も始まりました。
現在の放送形態
2023年
4月には、月曜日の放送に新たに「マンデースポーツ」というコーナーを設け、地域のサッカー情報などを取り扱うようになりました。このような新しい試みを通じて、視聴者に新たな情報提供の形を模索しています。また、週末のスポーツ情報は
日曜日の「山梨スピリッツ」と連携し、より広範なスポーツニュースの提供も行っています。
放送時間とキャスター
現在のYBSワイドニュースは、
平日18:15から19:00までの時間帯で放送中です。日本テレビの全国放送と平行して、地域に特化したニュースを提供するために、放送時間の調整も行われています。キャスターには、2024年から吉岡秀樹氏がメインキャスターを務め、地域のさまざまな出来事を分かりやすくお伝えしています。
今後の展望
YBSワイドニュースは、今後も地域の情報を視聴者に届けるだけでなく、県民の声を反映した番組作りを目指しています。運営スタッフ一同が、視聴者とのつながりを大切にし、信頼される地域のニュースメディアとしての役割を果たし続けることでしょう。これからも地域密着型の放送を提供し、
山梨県のさまざまな魅力を伝えていくことに力を注ぎます。