Minamoa

minamoa（ミナモア）

minamoaは、2025年3月24日に開業を予定している、JR広島駅の新駅ビルに誕生する専門店街です。JR西日本グループの中国SC開発によって運営されます。

概要

広島市が2014年に策定した「広島駅南口広場の再整備等に係る基本方針」に基づき、広島駅の交通結節機能の再編・拡充に合わせて、駅ビルの建て替えが行われました。これに伴い、以前の駅ビル商業施設「ひろしま[[駅ビル ASSE]]」に代わる新たな商業施設として整備されたのがminamoaです。

2019年にJR西日本が2025年春の開業を目指す新駅ビルの建設計画を公表し、2020年3月31日にASSEは閉館しました。その後、2021年6月に旧駅ビルの解体が完了し、新駅ビルの建設が開始されました。

2024年5月23日には、新駅ビルの名称が「minamoa」と発表され、同年9月27日には開業日が3月24日であること、そして出店予定店舗のうち185店舗が公表されました。

2025年2月3日には、工事による中央改札口横の階段の一部閉鎖に伴う混雑緩和策として、平日の朝限定で駅ビルに直結する「ミナモア改札」と駅ビル内の一部の通路が先行して供用開始されました。さらに2月8日には、開業に先駆けて3月21日と22日にプレオープンが実施されることが発表されました。

沿革

2019年（平成31年）3月15日 - JR西日本が広島駅ビル建て替えの基本計画を公表。
2024年（令和6年）5月23日 - 新駅ビルの名称を「minamoa」とすることを公表。
2025年（令和6年）
2月3日 - 駅ビル直結改札「ミナモア改札」の先行供用開始（平日朝のみ）。
* 3月24日 - グランドオープン（予定）。

構造

新駅ビルは、建築面積約14,000平方メートル、延床面積約111,000平方メートルと、以前の駅ビルに比べて大幅に規模が拡大しています。

2階の中央には広島電鉄広島駅停留所が設置され、停留所周辺の2階から5階の一部は吹き抜けの「中央アトリウム空間」となります。建物は、西側の高層棟（地上20階・地下1階）と東側の低層棟（地上9階）の2棟が4階から6階で一体的に繋がる構造となっています。また、2階のペデストリアンデッキを通じて、西隣の広島JPビルディングおよび東隣のEKICITY HIROSHIMAと直結します。1階の南半分は広島駅（南口）バスのりばとタクシーエリアとなっています。

西棟の7階以上には、ジェイアール西日本ホテル開発が運営する「ホテルグランヴィア広島サウスゲート」が入居します。東棟の7階・8階には、松竹マルチプレックスシアターズが運営するシネマコンプレックス「MOVIX広島」（9スクリーン・1,387席）が、9階（屋上）にはフットサルコートを備える「ソラモア広場」と、ポケットモンスターの世界観を楽しめる「ギャラドスひろば」が設けられます。地下1階から地上6階までが商業施設となります。

以前ASSEの地下1階にあったスーパーマーケット「ユアーズ」は、同社の高級業態「アバンセ」としてリブランドされ、2階に再出店します。また、1階の土産物店も多くがminamoaに再出店します。一方で、ASSE2階にあったお好み焼き店などの飲食店群は再入居せず（多くはASSE閉館時にekieに移転）、2階西側には軽食を提供する飲食店が入居する予定です。

なお、新幹線口の商業施設「ekie」の2階南側のエリア「ekieザッカマルシェ」は、minamoaの開業に合わせてminamoaの2F北エリアとなります。

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