TENKI

TENKI：多方面で才能を発揮するシンガーソングライターの軌跡

TENKI（てんき）は、1997年8月25日生まれの三重県出身の歌手である。旧芸名は清水天規（しみずたかのり）。

幼少期より芸能活動を始め、3歳で名古屋の芸能事務所セントラルジャパンに所属。子役、キッズモデルとして活動する傍ら、ダンスパフォーマンスユニットを結成し、歌とダンスのスキルを磨いた。このユニットには、後に彼と共にBOYS AND MENの初期メンバーとなる平野紫耀と平松賢人も在籍していた。

2010年、BOYS AND MENの前身プロジェクト『IKEMEN PROJECT』のオーディションに参加し、合格。中学生という年齢ながら、BOYS AND MENの初期メンバーとして活動を開始した。学業との両立に苦労しながらも、2012年には派生ユニット・チームSに加入し、精力的に活動した。同時期にはNHK名古屋の番組『中学生日記』に生徒役として出演するなど、多様な活動に挑戦した。

しかし、活動の中で「前に出られない」という悩みを抱え、将来への不安を感じ始める。特技を身につけたいという思いから、料理の道に進むことを決意。料理を専門的に学ぶ高校に進学するため、2013年4月、学業専念を理由にBOYS AND MENを一時休業した。

休業期間中は、グループの活動は減少したものの、復帰の意思を示していた。2014年には、事務所の依頼でBOYS AND MENの舞台『ホワイト☆タイツ』に出演。その際、プロデューサー谷口誠治氏から「いつでも戻って来い」と励まされたという。この頃からBOYS AND MENの人気が上昇し、芸能活動への復帰を強く望むようになったが、料理の道に進むことが高校の卒業条件であったため、進路選択に悩む時期もあった。

しかし、家族や学校との話し合いを経て、料理の勉強と芸能活動の両立を許される。高校3年生の2015年、BOYS AND MEN研究生に加入。活動を再開し、愛称「タカ」、テーマカラーは紫色、テーマフラワーはトルコキキョウとして活動を開始。寺坂頼我、野々田奏と共にグループ内のメインボーカル、フロントメンバーとして活躍した。2016年には高校を卒業し、調理師免許を取得。同年、『ホワイト☆タイツ』で重要な役を演じるなど、俳優としても活躍の場を広げた。

2017年、BOYS AND MEN研究生の選抜ユニット・祭nine.のメンバーとなり、ダンスリーダー、パフォーマンスリーダーを務めた。グループでは最年長メンバーとして、他のメンバーを支える存在であった。同年にテレビドラマ『サチのお寺ごはん』にレギュラー出演し、俳優としてのキャリアを築き始めた。

2020年6月、自身の音楽的探求を深めるため、祭nine.を脱退し、所属事務所を退社。7月には芸名をTENKIに改名し、ソロシンガーソングライターとしての活動をスタートさせた。インディーズレーベルSpillover Recordsに所属後、2022年には自主レーベルRe:label Recordsを設立し、精力的に活動している。現在は、せつらとのユニット「Re:label」でも活動し、多方面で才能を開花させている。

ディスコグラフィ

シングル

Shutter (2020年、Spillover Records)
Sing Out (2020年)

Re:label

≠ (2021年)
旅の続き/強がり (2022年)

出演作品

テレビドラマ

中学生日記 (2010年 - 2012年、NHK名古屋)
サチのお寺ごはん (2017年7月 - 9月、メ〜テレほか)
ボイメン新世紀 祭戦士ワッショイダー (2018年4月 - 6月、CBCテレビほか)
ミナミの帝王ZERO (2019年4月 - 6月、関西テレビ)

その他のテレビ番組

はやりば (2017年10月 - 2018年3月、中京テレビ)
ボイメン体操 (2018年9月 - 2020年、CBCテレビ)

ラジオ

ゲツモク! (2019年4月 - 2020年6月、エフエム三重)
Re:labelのTalkin’ Lush! (2021年10月 - 、エフエム愛知)

配信ドラマ

FUN HOUSE (2018年)
星屑リベンジャーズ 第9話 (2018年)

舞台

ストレートドライブ! (2010年 - 2011年)
ホワイト☆タイツ (2011年 - 2012年・2014年・2016年)
ボイメンステージ 諦めが悪い男たち〜NEVER SAY NEVER〜 (2020年)

映画

BOYS AND MEN 〜One For All, All For One〜 (2016年)
祭りの後は祭りの前 (2020年)

その他

『ライフアフター』WebCM (2019年)

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