お台場海浜公園駅

お台場海浜公園駅：レインボーブリッジを渡る最初の駅、お台場観光の拠点

東京都港区台場二丁目に位置するお台場海浜公園駅は、東京臨海新交通臨海線（ゆりかもめ）の駅です（駅番号：U 06）。港区最東端の駅であり、新橋方面からレインボーブリッジを渡って最初に到着する駅という立地から、多くの観光客で賑わいます。駅周辺は、お台場海浜公園を始めとする魅力的な観光スポットやオフィスビルが混在し、多様な利用者で活気に満ち溢れています。

歴史と駅構造

1995年11月1日に開業したお台場海浜公園駅。開業前の仮称は「海上公園」でした。1998年には、「都市景観との連続性を前提とした駅舎で歴史と新しいものが一体となった駅」として、関東の駅百選に選定されています。

駅は島式ホーム1面2線の高架駅です。バリアフリーに対応し、エレベーターとエスカレーターが設置されています。エレベーターは改札外コンコース両側の建物にも設置され、利便性の高い設計となっています。豊洲駅寄りには上下渡り線が設置されていますが、これは試運転や非常時用であり、通常は使用されません。

利用状況と周辺環境

2023年度の1日平均乗車人員は6,640人です。開業以来、利用客数は増加傾向にあります。

駅北側には、駅名にもなっているお台場海浜公園や、デックス東京ビーチなどのレジャー施設、マンションなどが立ち並びます。一方、南側には台場フロンティアビルやトレードピアお台場といった高層オフィスビルが集中しており、地元住民、観光客、ビジネスパーソンと、幅広い層が利用しています。

東京湾岸道路を跨ぐ歩行者専用橋である「テレポートブリッジ」を通って、東京臨海高速鉄道りんかい線東京テレポート駅へは徒歩約5分と、非常に近接しています。正式な乗り換え駅ではありませんが、駅周辺には東京テレポート駅への誘導表示が多数設置されています。さらに南へ進むと、パレットタウン跡地を経て、ゆりかもめ青海駅へと繋がっています。

駅周辺の主な施設

駅周辺には、多くの商業施設や公共施設があります。代表的な施設として、デックス東京ビーチ内にある東京ジョイポリス、台場一丁目商店街、お台場たこ焼きミュージアム、レゴランド・ディスカバリー・センター東京、マダム・タッソー東京などが挙げられます。その他、お台場海浜公園、港区立港陽小学校・中学校・にじのはし幼稚園、有明スポーツセンター、乃村工藝社本社ビル、台場ガーデンシティビル、サントリーワールドヘッドクォーターズ、台場フロンティアビル、ユーシーカード本社、トレードピアお台場、シンボルプロムナード公園、マルエツお台場店、オーケーお台場店なども近隣に存在します。

アクセス方法：バス、水上バス

お台場海浜公園駅へのアクセスは、バス路線も充実しています。最寄りのバス停は「お台場海浜公園駅前」で、kmモビリティサービスによるお台場レインボーバス（田町駅東口・品川駅港南口行/お台場循環）、都営バス（海01、陽12-3）が運行しています。また、お台場海浜公園内には水上バスの発着場もあり、東京都観光汽船、東京水辺ラインの水上バスを利用することも可能です。

次駅案内放送

有明・豊洲方面へ向かう場合、次駅案内放送は芝浦ふ頭駅出発後とレインボーブリッジ通過後の2回行われます。フジテレビやアクアシティお台場へ向かう際は、次の台場駅が最寄りとなるため、レインボーブリッジ通過後にその旨の案内も放送されます。

隣の駅

ゆりかもめ
芝浦ふ頭駅 - お台場海浜公園駅 - 台場駅

お台場海浜公園駅は、観光、ビジネス、生活の様々なニーズに対応する、多機能な駅です。お台場エリアを訪れる際には、ぜひ利用してみてください。

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