かぐらスキー場

かぐらスキー場

かぐらスキー場は、新潟県南魚沼郡湯沢町に位置する広大なスキー場です。西武・プリンスホテルズワールドワイドによって運営されており、その規模は日本屈指と言えるでしょう。

概要

スキー場は苗場山の北東、神楽ヶ峰の北東から東にかけて広がる斜面に位置しています。元々は、みつまたスキー場、かぐらスキー場、田代スキー場という3つの独立したスキー場でしたが、2006年度のシーズンに統合され、新たに「かぐらスキー場」として再出発しました。現在でも、各エリアはそれぞれの名称で親しまれています。

田代エリアからは、苗場スキー場へと繋がる苗場・田代ゴンドラ（通称ドラゴンドラ）が運行しており、相互の行き来が可能です。

かぐらエリアを中心に、毎年5月の最終週まで営業していることが多く、関東近県では志賀高原上部と並んで、最も遅くまでリフトが運行されているスキー場として知られています。2015年-2016年のシーズンからは、オールシーズンリゾートとしての営業も開始しました。

オールシーズンリゾートとしての取り組み

スノーマットの設置: みつまたロープウェー山頂駅からかぐらゴンドラ山麓駅までの「ファミリーコース」（約1,100m）と「ゴンドラライン」（約650m）にスノーマットを設置し、夏季でもスキーを楽しめるようにしました。
レストラン新設: みつまたロープウェー山頂駅の隣にレストランを新設し、食事の選択肢を増やしました。
スクール受付棟改築: スキー・スノーボードスクールの受付棟を改築し、より快適に利用できるようにしました。
ゲレンデ前広場の整備: みつまたロープウェー山頂駅周辺のゲレンデ前広場を整備し、休憩やイベントスペースとしての利用を促進しました。
和田小屋改修: 2013年12月には、和田小屋を改修し、休憩施設としての機能を向上させました。
田代～かぐらエリア間 連絡コース新設: 2019年シーズンより、田代エリアとかぐらエリアを結ぶ連絡コースを新設し、エリア間の移動を容易にしました。

ゲレンデ構成

かぐらスキー場は、主に以下の3つのエリアで構成されています。

かぐらエリア: スキー場のメインゲレンデであり、中・上級者向けのコースが充実しています。3つのエリアの中で最も標高が高く、雪質が良いことでも知られています。毎年1月1日には、かぐら第5ロマンスリフトが運行を開始し、林間エキスパートコースが開放されます。
田代エリア: 苗場スキー場からの玄関口となるエリアです。初級者向けのコースが多く、ちびっこゲレンデや1.5kmの歩くスキーコースも用意されています。
みつまたエリア: 山麓の駐車場からロープウェイでアクセスできる、スキー場の実質的な玄関口です。初・中級者向けのコースが中心で、ファミリー層に人気のゲレンデです。パークもこのエリアに設置されています。

索道

かぐらスキー場には、多数の索道（リフト、ゴンドラ）が運行されています。詳細は省略しますが、以下に主な索道名を記載します。

みつまたロープウェー
みつまた高原第1高速リフト
みつまた高原第2高速リフト
みつまた第2ロマンスリフト
みつまた第3ロマンスリフト
かぐらゴンドラ
かぐら第1高速リフト
かぐら第1ロマンスリフト
かぐら第3ロマンスリフト
かぐら第4ロマンスリフト
かぐら第5ロマンスリフト
田代ロープウェー
田代第1高速リフト
田代第2高速リフト
田代第1ロマンスリフト
田代第2ロマンスリフト
田代第4ロマンスリフト
田代第6ロマンスリフト
田代第8ロマンスリフト
苗場・田代ゴンドラ（ドラゴンドラ）

アクセス

関越自動車道湯沢ICから国道17号経由で約8km
* 上越新幹線越後湯沢駅から約10km

かぐらスキー場は、豊富な積雪量と多様なコースレイアウトで、初心者から上級者まで楽しめるスキー場です。ぜひ一度、訪れてみてください。

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