さつき野駅

さつき野駅は、新潟県新潟市秋葉区さつき野一丁目に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）信越本線の駅です。周辺の住宅地開発に伴い、地域住民の利便性向上を目的に設置されました。

歴史

1991年（平成3年）3月16日に開業しました。
2005年（平成17年）3月1日に自動改札機が導入されました。
2006年（平成18年）1月21日には、ICカード「Suica」の利用が可能となりました。

駅の設置は、新津市北上地区（現在の秋葉区さつき野周辺）で進められていた宅地整備の一環として、請願駅として計画されました。駅名は一般公募により「さつき野」に決定。その後、西口側の地名は住居表示の実施により「さつき野町」に変更されました。周辺では土地区画整理が進み、2003年（平成15年）に「さつき野町」などが「さつき野（一 - 三丁目）」となり、2014年（平成26年）には「四丁目」の住居表示が実施され、町域が拡大しました。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を備えています。新津駅が管理する業務委託駅であり、JR東日本新潟シティクリエイト（JENIC）が受託しています。駅員が配置されるのは午前中の短時間のみで、それ以外の時間帯は無人となります。駅の所在地は軟弱地盤のため、プラットホーム地下部の一部には発泡スチロールが埋設され、地盤補強と工期短縮が図られています。

2階コンコースには、自動改札機、有人改札口、屋内待合室、自動券売機などが設置されています。化粧室は1番線ホーム上にあります。

のりば

1番線：新津・新潟方面
2番線：新発田・村上方面

自由通路（さつき野駅東西自由通路）は新潟市と秋葉区建設課が管理しています。バリアフリー設備については、改札内・自由通路ともにエレベーターは設置されていません。また、改札外に化粧室はありません。

利用状況

JR東日本によると、2023年度（令和5年度）の1日平均乗車人員は860人です。

駅周辺

東口側は1970年代から、西口側は1980年代後半から住宅地として開発が進みました。新興住宅地に面する西口側には駅前広場が整備され、ロータリーが設置されています。

西口
ウエルシア新潟さつき野店

東口
新津川口簡易郵便局

バス路線
西口側から、新潟市南区で運行している区バス「レインボーバス」が発着します。バス停は西口のロータリー付近に設置されています。土休日と年末年始は全便運休となります。

【レインボーバス】白根・さつき野駅ルート：南区役所行・白根カルチャーセンター行

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）
■信越本線
■快速：通過
* ■普通：新津駅 - さつき野駅 - 荻川駅

さつき野駅は、地域住民にとって重要な交通拠点であり、駅周辺の発展とともに、その役割も変化してきました。今後の発展が期待される駅の一つです。

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