とまチョップ

苫小牧市の愛されキャラクタ―「とまチョップ」

とまチョップは、北海道苫小牧市をPRするために生まれたマスコットキャラクターです。白鳥をモチーフにした愛らしいデザインで、市民だけでなく多くの人々から親しまれています。

プロフィール

名前：とまチョップ
由来：とまこまい（とま）、ハクチョウ、ハナショウブ（ョ）、ホッキ貝（ッ）、ハスカップ（ップ）の頭文字を組み合わせたもの
生誕地：苫小牧市ウトナイ湖周辺
本籍地：苫小牧市字ウトナイ湖053番地
活動場所：苫小牧市内のイベント会場
性別：不明
誕生日：8月22日（苫小牧市徽章制定日）
趣味：スケート、旅行
特技：チョップ
好きな食べ物：ホッキライスバーガー
苦手なもの：共食い
将来の夢：苫小牧市長になること

とまチョップは、名前の由来にもあるように、苫小牧市の名産や特徴を体現しています。首飾りはハスカップ、帽子はホッキ貝、尻尾は花菖蒲をそれぞれイメージしており、見ているだけで苫小牧の魅力を感じられます。ウトナイ湖出身でありながら泳げないという意外な一面もありますが、スケートが得意というギャップも人気の理由の一つです。

誕生秘話

とまチョップの誕生は、苫小牧市立緑陵中学校の生徒たちのアイデアから始まりました。総合的な学習の時間に、生徒たちが考えた「市のキャラクターを作り、苫小牧市を活性化させる」という提案が、当時の市長の目に留まったのです。その後、市民の投票を経て、とまチョップは苫小牧市の公式キャラクターとして採用されました。

ゆるキャラグランプリでの活躍

とまチョップは、ゆるキャラグランプリにも積極的に参加し、上位入賞を果たしています。2012年には北海道内1位、全国14位に輝き、その人気を全国に広めました。2014年には不参加でしたが、それ以外の年にも精力的に活動し、苫小牧市のPRに貢献しています。

デザインマンホール

とまチョップは、デザインマンホールにも採用されています。2017年に制作されたご当地マンホールは、道内自治体によるデザインマンホール総選挙で1位を獲得するなど、高い評価を得ています。実際に使用されているマンホールは、まちなか交流センター・ココトマ前に設置されており、観光スポットの一つとなっています。

多様な関連商品・イベント

とまチョップは、様々な商品やイベントにも登場しています。ローソンのキャンペーンの景品や、高丘浄水場の水道水「とまチョップ水」など、地域に根ざした商品展開が行われています。また、人気ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』にも友情出演を果たすなど、幅広い分野で活躍しています。

2510（ニコとま）運動

とまチョップは、「2510（ニコとま）運動」という活動にも参加しています。この運動は、苫小牧市を笑顔で活性化させることを目的としており、とまチョップもその一翼を担っています。

とまチョップは、苫小牧市の魅力を発信するだけでなく、市民に笑顔と活力を与える存在として、これからも活躍していくことでしょう。

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