はしもとよしふみ

橋本嘉史：ゲームプロデューサーの軌跡とHAKAMA設立

橋本嘉史（はしもと よしふみ）氏は、日本のゲーム業界で著名なプロデューサーであり、特に「牧場物語」シリーズへの貢献で知られています。現在は、自身が設立したHAKAMA株式会社の代表取締役として、新たなゲーム開発に情熱を注いでいます。主にひらがなで「はしもとよしふみ」と名乗ることが多いです。

SNKから「牧場物語」へ

橋本氏は1993年にSNKに入社し、ゲーム業界でのキャリアをスタートさせました。その後、フリーランスとして独立し、人気シリーズ「牧場物語」に関わるようになります。このシリーズでの彼の仕事は、その後のキャリアを大きく左右するものとなりました。

マーベラスでの活躍

2005年、橋本氏はマーベラスインタラクティブ（後のマーベラスAQL、現在のマーベラス）に入社。以降、様々な要職を歴任しました。2010年には執行役員デジタルコンテンツカンパニー チーフクリエイティブオフィサーに就任し、2011年には執行役員 コンシューマ事業部 副事業部長兼プロデュース部長、2013年には執行役員 デジタルコンテンツ事業本部 CSコンテンツ事業部長兼CCOという重要なポジションを担いました。

マーベラス在籍中には、「牧場物語」シリーズだけでなく、「ルーンファクトリー」シリーズ、「朧村正」、「グランナイツヒストリー」など、数多くの人気タイトルを手がけ、その才能を発揮しました。

HAKAMA設立と新たな挑戦

2018年、橋本氏はマーベラスを退社し、自身の会社であるHAKAMA株式会社を設立。代表取締役に就任し、新たなゲーム開発に乗り出しました。HAKAMAでは、これまでの経験を活かしつつ、新しいアイデアや技術を取り入れたゲーム制作を目指しています。

主な作品

橋本氏が手がけた主な作品は以下の通りです。

牧場物語シリーズ
牧場物語 しあわせの詩 for ワールド（2005年）
牧場物語 やすらぎの樹（2007年）
牧場物語 ようこそ!風のバザールへ（2008年）
牧場物語シリーズ まきばのおみせ（2009年）
牧場物語 ふたごの村（2010年）
牧場物語 はじまりの大地（2012年）
牧場物語 つながる新天地（2014年）
牧場物語 3つの里の大切な友だち（2016年）
ルーンファクトリーシリーズ（2006年 - ）
アヴァロンコード（2008年）
朧村正（2009年）
グランナイツヒストリー（2011年）
ヴァルハラナイツ3（2013年）
禁忌のマグナ（2014年）
Dragon Marked For Death（2019年）
ワースライフ（2021年）
リアセカイ（2023年）
PROGRESS ORDERS（時期未定）

これらの作品群は、橋本氏のゲーム制作における幅広い才能と、常に新しい挑戦を続ける姿勢を示しています。

今後の展望

HAKAMAを設立し、代表取締役として新たなスタートを切った橋本嘉史氏。これまでの経験と実績を фундамент に、どのような新しいゲームを世に送り出してくれるのか、今後の活躍から目が離せません。

外部リンク
株式会社マーベラス
* HAKAMA株式会社

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