みずほキャピタル

みずほキャピタル株式会社は、みずほフィナンシャルグループに属するベンチャーキャピタルです。みずほ銀行をはじめとする、みずほグループ各社が主要な株主として名を連ねています。

事業内容としては、みずほグループのネットワークを活かし、純投資としてのプライベートエクイティ業務から、投資先企業に対するコンサルティング業務まで、幅広いサービスを提供しています。具体的には、7つの投資事業組合を傘下に置き、多岐にわたる分野への投資活動を展開しています。

ベンチャーキャピタル業界におけるポジションとしては、投資残高において国内第5位にランクインしており、業界内でも高い存在感を示しています。これは、SBI、ジャフコ、エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズ、日本アジア投資といった大手ベンチャーキャピタルに次ぐ実績です。2006年3月時点のデータでは、国内外の1,149社に対し、総額496億円の投資を実行しています。また、株式公開（IPO）支援においても豊富な実績を有しており、これまでに681社（うち国内644社、海外37社）の株式公開を実現させています。この累計株式公開社数は、国内ではジャフコに次ぐ第2位であり、その実績は業界内でも高く評価されています。

みずほキャピタルの沿革は、1974年4月に第一勧業銀行系の東京ベンチャーキャピタル株式会社が設立されたことに始まります。その後、1983年7月には富士銀行系の富士銀キャピタル株式会社、1990年4月には日本興業銀行系の興銀インベストメント株式会社がそれぞれ設立されました。そして、2002年4月、これら3社が合併し、富士銀キャピタルを存続会社として、現在の「みずほキャピタル株式会社」に商号を変更しました。この統合により、各社の強みを結集し、より強固なベンチャーキャピタルとしての基盤を確立しました。

みずほキャピタルは、みずほグループの総合力を背景に、投資活動だけでなく、投資先企業の成長を多角的にサポートすることで、日本経済の発展に貢献することを目指しています。

詳細については、以下の公式サイトをご参照ください。

みずほキャピタル株式会社

もう一度検索