ららぽーと富士見

三井ショッピングパーク ららぽーと富士見について

埼玉県富士見市に位置する「三井ショッピングパーク ららぽーと富士見」は、広大な敷地面積約152,000m²、店舗面積約80,000m²を誇る大型ショッピングセンターです。東武東上線鶴瀬駅から約1.5kmの場所に位置し、地域住民だけでなく、広域からの訪問者にも利用されています。この施設は、三井不動産が運営する「ららぽーと」ブランドの北関東における旗艦店としての役割を担い、東上線沿線では、かつて存在した「ららぽーと志木」以来、10年ぶりの再展開となります。

施設の概要

293店舗という圧倒的な店舗数を誇り、ファッション、雑貨、飲食、エンターテイメントなど、多岐にわたるジャンルの店舗が入居しています。核テナントとして、スーパーマーケットの「ヤオコー」があり、その他にも「ハンズ」、「ユザワヤ」、「リブロ」、「ZARA」、「ノジマ」といった人気店が出店。また、「丸広百貨店」のサテライト店舗も入っており、日常使いから特別な買い物まで、幅広いニーズに対応しています。

特色あるテナント

ららぽーと富士見には、他の商業施設にはないユニークなテナントも数多く存在します。

レゴストア: レゴの直営店舗として日本で初めてオープンしました。
チームラボアイランド: デジタルアート集団チームラボによる「学ぶ！未来の遊園地」の常設店舗は、日本で唯一ここだけです。
TOHOシネマズららぽーと富士見: 9スクリーン、1,591席を有するシネマコンプレックスは、富士見市初の映画館として、地元住民に愛されています。特に、7番スクリーンには、4D上映システム「MediaMation MX4D」を導入。さらに、1番スクリーンには、「ドルビーアトモス」と「TCX」を導入し、最新の映像・音響技術で映画を楽しめます。また、全スクリーンには「ヴィヴ・オーディオ」のスピーカーシステムが採用されており、臨場感あふれる映画体験が可能です。当初はユナイテッドシネマが入居予定でしたが、計画変更を経てTOHOシネマズが開業しました。これにより、関東地方1都6県でTOHOシネマズが存在しないのは群馬県のみとなりました（2024年9月現在）。

歴史

当初は2009年秋の開業を予定していましたが、地権者との交渉が難航し、計画は一時白紙化されました。しかし、富士見市と三井不動産が再協議を行い、2015年4月10日に開業に至りました。この開業は、地域経済の活性化にも大きく貢献しています。

交通アクセス

鉄道:
東武東上線鶴瀬駅から約1.5km

バス:
東武バスウエスト: 鶴瀬駅東口、ふじみ野駅東口、志木駅東口から路線バスが運行
西武バス: 大宮駅西口から路線バスが運行

2015年5月の連休時には、鶴瀬駅東口の乗降客数が、通常時の約3倍に増加したという報道もあり、ららぽーと富士見の開業が駅の利用状況にも大きな影響を与えていることが分かります。

関連情報

三井不動産
三井不動産商業マネジメント（ららぽーと）
ららぽーと志木（かつて近隣に存在した「ららぽーと」）
日本のショッピングセンター一覧

外部リンク

ららぽーと富士見
TOHOシネマズららぽーと富士見

ららぽーと富士見は、ショッピングだけでなく、エンターテイメントや地域交流の拠点としても、ますます重要な役割を担っていくことが期待されます。

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