エスパル仙台

S-PAL仙台は、宮城県仙台市青葉区中央に位置する、JR仙台駅に直結した大型ショッピングセンターです。仙台ターミナルビルが運営しており、本館、S-PAL II、東館の3つの館から構成されています。

S-PAL仙台本館

本館は、JR仙台駅の南西に隣接する商業施設で、地上3階（一部6階）、地下1階建てです。地下1階は駅舎の地下部分全体がS-PALとして利用されており、仙台駅とは地下1階から3階の4フロアで接続しています。6階は仙台駅屋上駐車場と接続しています。また、地下1階では仙台駅東西地下自由通路を通じて地下鉄仙台駅、仙台駅西口地下歩道を通じて仙台駅前開発ビル（仙台Loft）と繋がっています。さらに、1階の飛び地部分ではDila仙台、1階・2階ではホテルメトロポリタン仙台と接続しています。

JR東日本が進めてきた東口再開発事業に伴い、S-PAL仙台東館が2・3階で接続されました。この東館の開業により、従来のエスパル仙台は「エスパル仙台本館」と称されるようになりました。2018年11月には、地下1階の食品フロアが20年ぶりにリニューアルオープンし、「エキチカおみやげ通り（おみやげゾーン）」「エキチカおみやげ通り（デイリー・飲食ゾーン）」「エキチカキッチン」の3つのゾーンに分かれ、計64店舗が出店しました。

主なテナント:

6階: マザーズ・エスパル保育園
5階: 河北TBCカルチャーセンター
3階: PLAZA、リラックマストア、スヌーピータウンショップ、ハニーズ、ジーナシス、オルビス・ザ・ショップ、靴下屋
2階: カフェコムサ、Bee Zip、ローリーズファーム、ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング、ピーチ・ジョン・ザ・ストア、サマンサベガ セレブリティ
1階: 無印良品、スターバックスコーヒー、ルピシア、niko and...、大内屋、伊達の牛たん本舗
B1階:「エキチカおみやげ通り（おみやげゾーン）」「エキチカおみやげ通り（デイリー・飲食ゾーン）」「エキチカキッチン」

S-PAL II

S-PAL IIは、駅舎2階の北部分に位置する別館です。仙台PARCOの開業に合わせて、新幹線ホーム下階のデッドスペースを活用し、2008年6月18日にオープンしました。施設の北端は仙台駅北部名掛丁自由通路と、南端は仙台駅中央改札口方面と接続しています。正面エントランスは仙台PARCOに隣接しています。2021年8月からリニューアルのため一時閉館していましたが、同年11月19日に改装オープンしました。

主なテナント:

アフタヌーンティー・ティールーム、アフタヌーンティー・リビング
アットアロマ（東北初出店）
ドレステリア
SHIPS
ロンハーマン（東北初出店）
ゴンチャ
ベイクルーズストア
青山フラワーマーケット

S-PAL仙台東館

S-PAL仙台東館は、仙台駅東口再開発事業の一環として新設されました。商業施設北棟および南棟の2階から4階、ホテル棟の1階・2階に広がっており、2016年3月18日に開業しました。ファッション、食物販、飲食など、様々なジャンルの82店舗が出店しており、既存のS-PALと連携しています。仙台ターミナルビルが運営し、商業テナントの他に保育園、クリニック、大人の休日サロン、屋上庭園なども併設されています。所在地は本館やS-PAL IIと同じですが、敷地の東側の大半は宮城野区榴岡に位置しています。

主なテナント:

東急ハンズ
URBAN RESEARCH
成城石井

沿革

1978年3月18日: S-PAL（本館）開業
2008年6月18日: S-PAL II（別館）開業
2016年3月18日: S-PAL（東館）開業、本館リニューアル、ロゴ変更
2017年2月16日: JREポイント導入開始
2017年6月1日: エスパル仙台東館が増床オープン
2021年2月5日: 仙台イーストゲートビル開業に伴い、エスパル仙台東館が再増床
2021年11月19日: S-PAL II（別館）改装オープン

S-PAL仙台は、仙台駅を利用する人々にとって利便性の高い商業施設としてだけでなく、地元住民にとっても欠かせない存在となっています。

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