カワサキワールドとは？意味をやさしく解説

カワサキワールド：川崎重工業の技術と歴史に触れる企業博物館

カワサキワールドは、2006年 5月17日に川崎重工業が神戸海洋博物館内に開設した企業博物館です。ここでは、川崎重工の多岐にわたる事業分野における技術革新の歴史と未来への展望を、見て、触れて、体験することができます。写真撮影が全面的に許可されているため、思い出をたくさん残せるでしょう。

エントランスに位置するこのコーナーでは、川崎重工業の創業者である川崎正蔵と松方幸次郎の功績を紹介しています。会社の設立経緯、松方コレクションの概要、神戸の歴史、そして神戸川崎財閥の歴史に触れることができます。

創業から1世紀以上にわたる川崎重工業の歴史を辿るコーナーです。国産初の産業用ロボットや、ジェットスキーの初期モデルの実物などが展示されています。技術の進歩と会社の成長を実感できるでしょう。

円形のシアターでは、川崎重工業の製品群を、迫力のある映像と音響で紹介しています。6つの画面を駆使した演出で、製品の魅力を伝えています。

歴代のモーターサイクルを実物展示。触ったり、実際に乗車できる車両も用意されており、カワサキのバイクの歴史と進化を体感できます。数々のベストセラーモデルも展示されています。

新幹線0系電車の先頭車両が展示されており、内部を見学できます。運転室に入ることも可能です。鉄道模型ジオラマや、ゲーム「電車でGO!2高速編 3000番台」も楽しめます。子供から大人まで鉄道ファンにはたまらない空間です。

船舶海洋ディビジョンの技術を紹介するコーナーです。船舶の製造工程や進水式の様子を映像で見られる他、水上バイクのシミュレーターゲームも楽しめます。カワサキの海洋技術を体感できます。

KV-107 II型ヘリコプターの実機が展示されています。機内に入って見学できる他、フライトシミュレーターで神戸空港からの離着陸を体験できます。カワサキの航空技術に触れる絶好の機会です。

川崎重工業が開発した新エネルギー技術や地雷探知除去機を紹介しています。地球環境への貢献を目指す同社の取り組みを知ることができます。

普段は工場で活躍する産業用ロボットが、ルービックキューブに挑戦する様子を披露しています。ロボット技術の可能性を身近に感じられます。

カワサキワールドの入場料は、神戸海洋博物館の入館料に含まれています。大人は600円、子どもは250円です（2014年4月1日より改定）。開館時間・閉館日は神戸海洋博物館に準じます。

カワサキワールドは、川崎重工業の技術と歴史を体感できる、大人から子供まで楽しめる企業博物館です。ぜひ一度、足を運んでみてください。

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