トナリエつくばスクエア

トナリエつくばスクエアについて

トナリエつくばスクエア（tonarie TSUKUBA SQUARE）は、茨城県つくば市吾妻一丁目に所在する複合型ショッピングセンターです。この施設は、つくば駅に直結しているため、利用者にとって非常に便利な立地が魅力の一つです。駅ビルとしての機能を持ちつつ、地域に密着した店舗やサービスを提供しています。

歴史と概要

トナリエの前身は、1985年3月に開業した「CREO」です。この施設は、筑波都市整備株式会社によって筑波研究学園都市の中心に商業施設を設けることを目的にしていました。CREOは、西武百貨店やジャスコ、専門店で構成されており、開業時には画期的ならせん状エスカレーターが設置されていましたが、後に撤去されました。また、CREOが開業した年には、つくばで国際科学技術博覧会が開催され、地域への注目が集まることとなりました。

その後、1993年に「MOG」、2005年には「Q't」が開業し、これらの施設はつくばクレオスクエアへと進化を遂げました。特にQ'tは開業時点で茨城県最大級の店舗面積を誇り、その人気から2010年代半ばには年間500万人以上の来訪者を迎えるほどでした。しかし、2017年に西武が閉店し、2018年にはイオンも営業を終了。その後、筑波都市整備株式会社は日本エスコンへ施設を譲渡し、2021年には「トナリエつくばスクエア」として新たに生まれ変わることとなりました。

開発年表

トナリエつくばスクエアがどのように発展してきたのか、その年表は以下の通りです。

• - 1973年: 筑波新都市開発株式会社設立
• - 1985年3月8日: CREO開業（西武百貨店、ジャスコ、専門店街）
• - 1993年10月: MOG開業
• - 2005年: Q't開業、つくば駅開業に伴う接続通路供用開始
• - 2017年2月28日: 西武筑波店が閉店
• - 2018年1月31日: イオンつくば駅前店閉店
• - 2019年3月27日: CREOが日本エスコンに譲渡
• - 2021年5月19日: トナリエつくばスクエア新装開業

主な施設

トナリエつくばスクエアは、主に「CREO」「MOG」「Q't」の3つの部分で構成されています。CREOは過去にありましたが、2018年に完全閉館し、その後リノベーションされました。MOGとQ'tは現在も営業しており、多くのテナントを抱えています。特に、ロフトやGAPなど人気のブランドも出店しています。

交通の便

トナリエつくばスクエアへのアクセスは非常に便利です。つくばエクスプレスのつくば駅からすぐの地点に位置しているほか、つくばセンターバスターミナルにも隣接しています。バス路線も充実しており、周辺地域からのアクセスが容易です。

まとめ

トナリエつくばスクエアは、歴史ある商業施設を背景にかつての繁栄を支えてきた地域のシンボルです。この地域密着型のショッピングセンターは、訪れる人々に多彩なショッピング体験を提供し続けています。つくば駅直結の立地を活かした利便性はもちろん、地域コミュニティとのつながりを大切にし、今後も旺盛な発展を遂げていくことでしょう。

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