フェリーターミナル駅

フェリーターミナル駅（P14）

フェリーターミナル駅は、大阪府大阪市住之江区南港東四丁目に位置する、Osaka Metro南港ポートタウン線（通称：ニュートラム）の駅です。この駅は、1981年に開業して以来、大阪市の交通網の一部として機能してきました。駅名はすべてカタカナで表記されており、当初は大阪市交通局管内で唯一のカタカナ表記の駅として知られていました。現在も、コスモスクエア駅と並ぶカタカナ表記の駅です。

歴史

フェリーターミナル駅は、1981年3月16日に開業しました。当初は住之江[[公園駅]]と中ふ頭駅間の開通と同時に、駅の運営が始まりました。2018年4月1日には、大阪市交通局の民営化に伴い、大阪市高速電気軌道の一部となりました。

駅構造

この駅は高架構造で、島式ホーム1面2線を有しています。改札口は2階に配置され、改札を通った後に3階にあるホームへアクセスする形になっています。ホームに至る階段は、ホームの中央部に設置されており、利用者は便利に移動可能です。フェリーターミナル駅は南港運輸事務所に所属していて、ポートタウン東駅の管理下に置かれています。

利用状況

最近の乗降客数は2020年11月10日のデータによると、1日あたりの乗降人員は3,188人でした。特に降車人員が1,665人、乗車人員が1,523人であり、全体の乗降客数はOsaka Metroの他の駅に比べて少ないことがわかります。

駅周辺

フェリーターミナル駅は、大阪南港フェリーターミナルの近くに位置しています。駅の上には阪神高速4号湾岸線が通過し、下には市道浜口南港線があります。さらに、駅とフェリーターミナルの間は歩道橋で連結されているため、アクセスが非常に便利です。

バス路線

駅の近くにはバス路線も整備されています。最寄りのバス停は「フェリーターミナル駅前」で、ここから大阪シティバスの15号系統が南港南六丁目および地下鉄住之江公園行きに運行されています。また、南海バスの堺南港線も停車し、堺東駅前への接続が可能です。かつては大阪市営バスの南港バスターミナルも存在しましたが、2011年3月31日をもって廃止されました。

空港アクセス

エアライン客には、関西国際空港行きのリムジンバスも用意されており、南港フェリーターミナル停留所から出発します。この便は朝7時45分に出発し、空港からの便は21時10分発で、近鉄バスによって運行されています。

隣接駅

フェリーターミナル駅の隣には、ポートタウン東駅（P13）と南港東駅（P15）が位置しており、これらの駅とも相互にアクセスが可能です。

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