中ふ頭駅

中ふ頭駅の概要

中ふ頭駅（なかふとうえき）は、大阪府大阪市住之江区の南港中五丁目に所在する、Osaka Metroの南港ポートタウン線（通称ニュートラム）の駅です。駅番号はP11に割り当てられています。ここは車両基地が近くにあり、当駅で発着する列車が運行されています。

歴史

この駅は1981年3月16日に開業され、当初は住之江公園駅からの終着駅でした。その後、1997年12月18日にOTSニュートラムテクノポート線が開通し、コスモスクエア駅と直通運転を開始しました。2005年には、大阪港トランスポートシステムの鉄道事業が大阪市交通局に移譲され、その結果、中ふ頭駅は南港ポートタウン線の途中駅になりました。

2018年4月1日には、大阪市交通局が民営化され、大阪市高速電気軌道（Osaka Metro）の駅へと変わりました。また、2019年のG20大阪サミットに際し、周辺武装警戒のため、3日間の営業停止が実施されました。

駅の構造

中ふ頭駅は、島式ホームを有する高架駅で、1面2線を持っています。改札口は2階に位置しており、改札から直接3階のホームにアクセスできる構造です。改札口はコスモスクエア寄りに1つだけ設けられています。住之江公園側には上下線の連絡線があり、コスモスクエア側には入庫線が存在します。

駅周辺は南港運輸事務所に属し、コスモスクエア駅によって管理されています。

利用状況

2020年11月10日のデータによると、1日の乗降人員は4,810人に達し、内訳は乗車人員が2,397人、降車人員が2,413人となっています。

駅周辺の環境

中ふ頭駅の西側には倉庫群が広がり、その中には南港ポートタウン線の検車場があります。一方で、駅の東側には会議場や住宅地が広がり、これらのエリアは「南港ポートタウン」として知られています。周辺の主な施設には、次のようなものがあります。

• - 大阪国際見本市会場（インテックス大阪）
• - グランドプリンスホテル大阪ベイ
• - ホテルコスモスクエア国際交流センター
• - アジア太平洋トレードセンター
• - オズ南棟（ATCホールやウミエール広場）
• - 南港ポートタウンニュータウン
• - 大阪市高速電気軌道 南港検車場
• - 桜島神社

隣の駅

中ふ頭駅の隣には、南港ポートタウン線のトレードセンター前駅（P10）及びポートタウン西駅（P12）があります。こうした駅ネットワークにより、中ふ頭駅は地域の交通インフラの一角を担っています。

まとめ

中ふ頭駅は南港エリアの中心的な交通拠点として、歴史的な背景や地域の発展に寄与してきた駅です。駅の周辺には国際的な会議場や宿泊施設が立ち並び、ビジネスや観光が行き交う活気ある場所です。

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