フタガミ

株式会社フタガミ：高知の地域と共に発展する企業

1946年、高知県須崎市で木材加工業として創業した株式会社フタガミは、現在では高知県内において、多様な事業を展開する成長企業です。木材加工から始まり、建設業への進出、そしてホームセンターやカー用品販売へと事業領域を拡大し、地域社会に貢献する企業として発展を続けてきました。

創業から多角化への道

創業以来、堅実な経営を続け、1967年には株式会社二神木工へと改組。これを機に建設業へと事業を拡大しました。その後、1976年に現在の社名である株式会社フタガミへと改称しました。

真の成長は1980年代以降に訪れました。1982年には高知市でホームセンター「マルニ」高須店を開業し、ホームセンター事業に参入。さらに1994年には、カー用品販売大手のイエローハットとフランチャイズ契約を締結し、高知県内でイエローハット店舗の展開を開始しました。2001年には、「マルニ」の一部店舗を「ダイソー」フランチャイズ店へと転換することで、100円ショップ事業にも進出しました。

積極的なM&A戦略も展開し、2007年には経営難に陥っていた木材卸売業「ハマモク」からホームセンター「ハマート」の全株式を取得。2009年には、ホームセンター佐川も傘下に収めました。これらの戦略的な買収により、フタガミグループは、より強固な事業基盤を築き上げていきました。

本社移転と新たな展開

2010年には、本店登記を創業地の須崎市から南国市に移転。これは、イエローハット南国店が位置する南国市を新たな事業の中心地として位置づけたことを示しています。また、2015年には入交グループからホームセンターブリコの2店舗を買収し、リニューアルオープンさせるなど、積極的な店舗展開を続けています。

2019年には、南国市双葉台の旧南国工場跡地へ本社を移転しました。この新社屋は、旧工場の建物をリノベーションすることで、環境への配慮も示しています。

多様な事業と地域貢献

現在、フタガミグループは、ホームセンター事業（マルニ、ハマート、ホームセンター佐川）、建設事業、カー用品販売事業（イエローハット）、100円ショップ事業（ダイソー）、そしてペットショップ「アシスト」や高知県立牧野植物園のミュージアムショップ「バイカオウレン」の運営など、多岐にわたる事業を展開しています。

これらの事業を通じて、フタガミグループは、高知県内の地域経済の発展に貢献しています。また、地域社会への貢献活動にも積極的に取り組んでいると伺っています。

グループ企業

フタガミグループには、いくつかの関連会社が存在します。その中には、ホームセンター事業を担うハマートやホームセンター佐川があり、それぞれが独自のブランドを維持しながら、グループ全体として連携を深めています。

まとめ

株式会社フタガミは、創業以来、木材加工業からスタートし、建設業、ホームセンター事業、カー用品販売事業など、事業領域を拡大しながら成長を遂げてきた企業です。積極的な経営戦略と地域社会への貢献を両立させ、これからも高知の地域社会と共に発展していくことが期待されます。今後の展開にも注目です。

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