フライングタイガーコペンハーゲン

フライング タイガー コペンハーゲン (Flying Tiger Copenhagen)

フライング タイガー コペンハーゲンは、デンマークのゼブラ (ZEBRA A/S) が運営する雑貨店です。当初は各国で異なる店名で展開していましたが、2016年6月に「Flying Tiger Copenhagen」として世界統一ブランドとなりました。

概要

デンマークを中心にヨーロッパ各国、そして日本を含む29の国と地域で、984店舗（2020年3月時点）を展開するチェーンストアです。雑貨、家庭用品、文房具、食品など、幅広い商品を取り扱っています。

1995年にデンマークのコペンハーゲンで開業しました。デンマーク語で「TIGER（ティアー）」の発音が、10クローネを意味する「TIER（ティアー）」に似ていることから、当初は10クローネストアとして親しまれていました。このエピソードから、日本のメディアでは「北欧の100円ショップ」と紹介されることもあります。

歴史

1988年: レナート・ライボシツ (Lennart Lajboschitz) が日用品店としてゼブラを設立。
1995年: コペンハーゲンで雑貨店タイガーを開業。
2000年代: ヨーロッパ各地に合弁会社を設立し、各国へタイガーを出店。

日本法人

沿革

2011年7月: 日本法人ゼブラ ジャパン (Zebra Japan) が大阪府大阪市中央区に設立。
2012年7月: 大阪市西心斎橋にアジア1号店「Tiger Copenhagen アメリカ村店」を出店。日本国内では同名の会社が存在するため、「Flying Tiger Copenhagen」のブランド名で展開。

オープン当初は大きな反響を呼びましたが、予想を上回る人気で在庫が不足し、一時休業を余儀なくされました。物流体制の課題が浮き彫りとなり、社長自ら「不本意で残念なスタート」と語る事態となりました。

2013年7月: サザビーリーグがゼブラ ジャパンの発行済株式の50%を取得し、合弁企業となる。同年8月、日本法人を東京都へ移転。
2013年10月2日: 東京都渋谷区神宮前にアジア2号店「Flying Tiger Copenhagen 表参道ストア」を出店。東京進出に伴い、日本国内でのブランド名を「Flying Tiger Copenhagen」に変更。

影響

フライング タイガー コペンハーゲンの成功を受けて、2013年にはスウェーデンの『ラガハウス』、デンマークの『ソストレーネ・グレーネ』など、北欧発の低価格雑貨店が日本に進出しました。

ショッピングモールへの出店

2014年以降、三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY、KUZUHA MALL、アクアシティお台場、ルクア1100、ららぽーと富士見、イオンモール東浦など、各地のショッピングモールへ出店を拡大。

路面店としての新規出店と閉店

京都BAL ANNEX、福岡（天神）、名古屋（栄）などに路面店をオープン。一方で、旗艦店であった吉祥寺店は売上不振のため閉店しています。

店舗

(店舗に関する詳細は省略)

テレビ番組

日経スペシャル カンブリア宮殿 日本の独自の戦略で復活！ フライングタイガー 執念の闘い（2023年7月27日、テレビ東京）- ゼブラジャパンCEO 松山恭子出演。

外部リンク

公式ウェブサイト(グローバル)
日本ウェブサイト
公式Facebook
公式Twitter
* 公式Instagram

もう一度検索