ブックリスタ

株式会社ブックリスタの概要

株式会社ブックリスタは、2010年にソニー、凸版印刷、KDDI、朝日新聞社の共同出資により設立された日本の電子書籍事業会社です。電子書籍コンテンツの取次や配信プラットフォームの提供を行うほか、プロモーション企画やオリジナル作品の制作にも携わっています。提携している電子書籍ストアは、ソニーが運営する「Reader Store」と「コミックROLLY」、KDDIの「ブックパス」です。

沿革の詳細

2010年

• - 7月1日: 電子書籍配信事業準備株式会社が設立。
• - 11月24日: 事業会社として株式会社ブックリスタが発足。
• - 12月10日: ソニーの「Reader Store」との提携を開始。
• - 12月25日: KDDIの「LISMO Book Store」とも提携。

2011年

• - 8月10日: 楽天の「Raboo」との取次をスタート。
• - 10月20日: 紀伊國屋書店へのプラットフォーム提供を開始。

2012年

• - 7月5日: 紀伊國屋書店が新たに株主として参加。
• - 12月3日: KDDIの「LISMO Book Store」が「ブックパス」へと刷新され、読み放題プランが提供されるようになります。

2013年

• - 3月: KDDIと共同開発したiOS用ブラウザビューアが「ブックパス」でサービス開始。
• - 4月: コンテンツ管理システムの「ブックパス」への接続が開始。

2014年

• - 2月26日: エムオン・エンタテインメントと「otoCoto」ブランドの電子出版を開始。
• - 12月: 「ブックパス」のパソコン向けサービスが始まり、KDDIとともに開発したブラウザビューアが提供されます。

2015年

• - 2月: 「otoCoto」初の書籍を沖縄編集部より出版。
• - 3月: コンテンツをEPUBフォーマットに変更。

2016年

• - 4月1日: 「Reader Store」と「ブックパス」のビューワーシステムの共通化が実現。
• - 8月: コラムとレビューの口コミサイト「シミルボン」、webメディア「otoCoto」を開始。

2017年

• - 5月31日: 株主がソニー株式会社からソニー・ミュージックエンタテインメントに変更。

2018年

• - 1月: 入稿管理システム「BCS」を開発・運用開始。この年、紀伊國屋書店が保有する株式をソニー・ミュージックエンタテインメントとKDDIに譲渡。
• - 10月25日: 「otoCoto」の商標権をエムオン・エンタテインメントと共にアマナに譲渡。

2020年

• - 2月: 「ブックパス」が「au Wowma!」に出店し、単品販売を始める。

2021年

• - 5月: 書籍やカタログなどの電子配信サービス「かんたんビューアー」を商標登録。
• - 9月22日: 「Oshibana」のiOS版を正式リリース。

2022年

• - 2月: コンテンツ制作スタジオ「booklistaSTUDIO」を設立し、タテ読みコミックを配信開始。

2023年

• - 2月: 第43回日本SF大賞が開催される。
• - 3月: ショートマンガ創作支援サービス「YOMcoma」のβ版をリリース。
• - 8月: ソニー・ミュージックエンタテインメントのマンガアプリ「コミックROLLY」と提携。

まとめ

株式会社ブックリスタは、日本における電子書籍事業の重要なプレイヤーとして、様々な企業との連携を通じて、成長を遂げてきました。未来に向けても、電子書籍市場の拡大を支える重要な役割を果たすことでしょう。

もう一度検索