プレミアホテル門司港

プレミアホテル門司港について

プレミアホテル門司港は、福岡県北九州市門司区の門司港レトロ地区に位置する、ホテルとオフィスビルが併設された複合施設です。かつては門司港ホテルとして知られていましたが、2016年にプレミアホテルグループの一員となり、現在の名称にリブランドされました。

このホテルの最大の特徴は、イタリアの著名な建築家アルド・ロッシが設計を手掛けたという点です。ロッシの遺作として知られ、建物全体が門をモチーフとしたデザインは、訪れる人々を魅了します。また、内装は著名なデザイナー内田繁が担当し、洗練された空間を演出しています。

建物には、ホテルだけでなく、港湾や船舶関連企業が入居するオフィススペースも併設されています。このオフィスビルは門司港レトロスクエアセンタービルと呼ばれ、地域経済の一翼を担っています。

歴史

開業当初から2013年9月までは、運営をジャスマックに委託していましたが、契約満了に伴い撤退。その後、運営会社との交渉が難航し、一時的に門司港開発が自主運営を行いました。2015年1月には、ケン・コーポレーションがホテルを買収し、2016年10月には「プレミアホテル門司港」としてリブランドオープンしました。

リブランド後は、外国人観光客の増加などにより、平日でも満室が続くほどの人気となり、2017年10月からはオフィス部分を改装し、2018年2月には新たに28室の客室を増設。これにより、総客室数は162室となりました。さらに、2023年4月には、新客室以外の134室の大規模なリニューアル工事が実施され、より快適な滞在が出来るようになりました。

施設

プレミアホテル門司港には、以下の施設があります。

客室: 総客室数162室
レストラン:
メインダイニング「ポルトーネ」（イタリア料理）
ステーキハウス「レッドアンドブラック」
クラブラウンジ「テンポ」
イベントホール: 「スパーツィオ」
バンケットホール: 「ジョイア」
ウエディングチャペル

周辺施設

ホテル周辺には、以下のような観光スポットがあります。

門司港桟橋 - 関門汽船（唐戸、巌流島）
北九州市旧大阪商船
北九州市旧門司税関
北九州市旧門司三井倶楽部
ブルーウイングもじ
昭和レトロ館
海峡プラザ

アクセス

交通アクセスも便利で、以下のような方法でホテルにアクセスできます。

JR九州 門司港駅から徒歩1分
関門汽船 門司港桟橋から徒歩2分
関門橋 門司港ICから車で約5分
九州自動車道 門司ICより車で約7分
北九州高速 春日ランプより車で約5分

その他の情報

ジェネック: かつて門司港レトロスクエアセンタービル3階に本社があった企業(現在は撤退)。
焼きカレー: ホテル内のステーキハウス「レッドアンドブラック」で提供されている他、日本水産より冷凍食品「門司港ホテル監修 焼きカレー」が発売されています。

まとめ

プレミアホテル門司港は、アルド・ロッシの建築美、充実した施設、そして周辺の観光スポットへのアクセスの良さから、門司港を訪れる旅行者にとって非常に魅力的なホテルです。歴史と現代的な快適さが融合したこのホテルで、特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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