ホンダアクセス

株式会社ホンダアクセスについて

株式会社ホンダアクセス（Honda Access Corporation）は、本田技研工業が展開する四輪車の純正用品を専門に開発、製造、販売する企業です。本社は埼玉県新座市に位置し、本田技研工業の連結子会社として活動しています。1976年に設立された歴史ある企業で、以来、自動車の市場で確固たる地位を築いてきました。

製品とブランド

ホンダアクセスは、以下のようなブランドを展開し、様々な製品を提供しています。

• - Modulo（モデューロ）: エアロパーツやホイールなど、車両のカスタマイズを目的とした製品群。
• - Gathers（ギャザズ）: 高品質なカーオーディオシステムやカーナビゲーションを提供するOEMブランドです。

また、過去には、ヘルメットのブランドであるRheos（レオス）も展開されていましたが、現在はオージーケーカブトとのコラボレーション製品の一部として使用されています。

事業所

株式会社ホンダアクセスの主な事業所は以下の通りです。

• - 本社: 埼玉県新座市
• - 日高事業所: 埼玉県日高市
• - 栃木研究所: 栃木県芳賀郡芳賀町

各事業所は、製品の開発だけでなく、生産や物流の面でも重要な役割を果たしています。

沿革

ホンダアクセスの歴史は長く、以下のような重要な出来事があります。

• - 1976年8月: 本田技研工業と本田技術研究所の研究開発部門が統合され、株式会社ホンダ用品研究所が設立されました。
• - 1983年10月: 用品の調達・物流部門が統合され、株式会社ホンダ用品技研に社名変更。
• - 1987年5月: カーエアコンの製造・販売に乗り出します。
• - 1987年7月: 現在の名称、株式会社ホンダアクセスに社名変更。
• - 1995年10月: 株式会社ホンダアクセス販売を設立。
• - 1995年11月: 本社を新座市へ移転。
• - 2002年1月: ホンダアクセス販売を吸収合併。
• - 2011年4月: 二輪事業を本田技研工業及び本田技術研究所に移管し、四輪車に特化した事業に集中します。

Modulo X

「Modulo X」は、ホンダアクセスが開発したパーツを使用したコンプリートカーのシリーズです。このラインナップには、以下の車種が含まれています。

• - N-BOX: 初代モデル（2012年12月〜2017年8月）
• - N-ONE: 初代モデル（2015年7月〜2017年11月）
• - ステップワゴン: 5代目（2016年10月〜2017年9月、2018年4月〜）
• - フリード: 2代目（2017年12月〜2019年10月、2020年5月〜）
• - S660: Modulo X（2018年5月〜）、Modulo X Version Z（2021年3月〜）
• - ヴェゼル: 初代（2019年11月〜2021年3月）
• - フィット: 4代目e:HEV（2021年6月〜）

このように、株式会社ホンダアクセスは純正用品だけでなく、さまざまなカスタマイズオプションを提供し、自動車の楽しさを広げています。自社製品による快適なドライブ体験を提供し続ける企業です。

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