メニコン
株式会社メニコンは、愛知県名古屋市に本社を置く、日本最大手のコンタクトレンズメーカーです。1951年、創業者である田中恭一氏が独学で研究を重ね、日本初の角膜コンタクトレンズの実用化に成功したことが、メニコンの歴史の始まりです。以来、人間用コンタクトレンズの研究・開発・発売に加え、犬用眼内レンズなど、幅広い分野で製品を提供しています。
社名の「メニコン」は、「目にコンタクトレンズ」という言葉が由来となっています。2000年には遠近両用コンタクトレンズを発売し、2001年には月額定額制サービス「メルスプラン」を開始するなど、常に業界をリードする革新的な取り組みを行っています。
メニコンは文化事業にも熱心であり、スポーツ・文化支援活動として、日本クラブユースサッカー東西対抗戦「メニコンカップ」や「メニコンスーパーコンサート」への協賛を続けています。また、2012年には本社社屋の一部を改修し、アートスペース「ギャラリーMenio」と多目的ホール「HITOMIホール」からなる「メニコンANNEX」を開設しました。さらに、2023年には本社西側に総合芸術劇場「メニコン シアターAoi」を開設し、芸術文化振興への貢献も積極的に行っています。
1951年：日本で初めて角膜コンタクトレンズの実用化に成功。
1952年：日本コンタクトレンズ研究所を創設。
1957年：日本コンタクトレンズ株式会社を設立。
1965年：東洋コンタクトレンズ株式会社に社名変更。
1967年：「メニコン」を商標登録。
1982年：販売部門を分離し、株式会社メニコンを設立。
1987年：東洋コンタクトレンズがメニコンに吸収合併。
2001年：定額制プラン「メルスプラン」を開始。
2009年：イギリスのコンタクトレンズメーカー、デイビッド・トーマス・コンタクトレンズ社を買収。
2010年：トーメー商事株式会社より株式会社トーメーの全株式を取得し子会社化。同時に株式会社ナイツの全株式を譲渡。アメリカのコンタクトレンズ原料メーカーのラガド社を買収。
2011年：フランスのLaboratoire Tours Contact社の株式を取得。
2012年：コンタクトレンズ専門店「エースコンタクト」などを運営する株式会社ダブリュ・アイ・システムを子会社化。本社北館の一部を改修し、「ANNEX」を開設。
2015年：東京証券取引所市場第一部および名古屋証券取引所市場第一部に株式を上場。コンタクトレンズ専門店の富士コンタクト株式会社を子会社化。
2016年：オルソケラトロジー用コンタクトレンズの製造・販売を行う株式会社アルファコーポレーションを完全子会社化。コンタクトレンズ専門店「シティコンタクト」などを運営する株式会社エーアイピーを子会社化。
2017年：子会社化した各コンタクトレンズ販売チェーン店を共通ブランド「Miru Partner」に統合。
2018年：メニコンフランスの新社屋【TOKI】が完成。
2019年：直営店舗と販売チェーン店のショップロゴを「Miru」に統一。イタリアのコンタクトレンズ・ケア用品メーカーSOLEKO社の全株式を取得。
2020年：中国のコンタクトレンズ製造会社温州欣視界科技有限公司の全株式を取得。米国のベンチャーMojo Vision社とスマートコンタクトレンズの共同開発契約を締結。コンタクトレンズ専門店「ハマノコンタクト」を運営する株式会社ハマノコンタクトの全株式を取得。
2021年：中国で医療用機械器具の販売などを手掛ける板橋貿易株式会社の全株式を取得。ジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョンと業務提携。
2023年：メニコン シアターAoiビルがオープン。
2024年：フランスのLaboratoires Dencott SAを完全子会社化。子会社の富士コンタクト株式会社を吸収合併。シンガポールのコンタクトレンズメーカーOculus社より東南アジアの販売会社3社の全株式を取得。
メニコンは、多岐にわたるコンタクトレンズ製品を提供しています。以下に代表的な製品を挙げます。
1日使い捨てレンズ：1DAYメニコン プレミオ、Magicなど。
2週間定期交換レンズ：2WEEKメニコン プレミオなど。
1ヶ月定期交換レンズ：マンスウエア（メルスプラン専用）。
3ヶ月定期交換レンズ：フォーシーズン（メルスプラン専用）。
長期使用タイプ（ハード）：メニコンティニュー、メニコンZなど。
* 長期使用タイプ（ソフト）：メニコン ソフトS、メニコン ソフト72など。
これらの製品は、様々な視力矯正ニーズに対応できるよう、幅広いラインナップを取り揃えています。
2001年に開始された「メルスプラン」は、メニコン独自の会員制サービスです。月額定額制でコンタクトレンズを利用でき、レンズの傷や破損、度数の変化などによる交換が無料で行えます。また、定期的なレンズの無料交換や種類の変更も可能です。これにより、ユーザーは常に快適なコンタクトレンズを使用することができます。
メルスプランには、「ケアプラス」や「1DAYプラス」など、会員向けの様々なオプションサービスも提供されており、ユーザーのニーズに合わせたサービスを選択できます。
「ANNEX」は、メニコン本社に併設された文化施設です。「ギャラリーMenio」では、初代会長の田中華山氏や創業者田中恭一氏の作品が展示され、「HITOMIホール」では、音楽イベントや講演会などが開催されています。
現在、メニコンのイメージキャラクターには、櫻井翔さん、浜辺美波さん、Nikiさんが起用されています。過去には、荻野目慶子さん、藤谷美和子さん、浅野温子さんなど、多くの著名人がイメージキャラクターを務めていました。
メニコンは、ラジオ番組やテレビ番組のスポンサーとしても活動しており、地域社会への貢献にも積極的に取り組んでいます。
メニコンは、コンタクトレンズ製造や販売、人材派遣、動物医療など、幅広い分野で事業展開しており、多数の関連会社を擁しています。
メニコンは、コンタクトレンズを通じて人々の視力矯正をサポートするだけでなく、文化・芸術振興にも貢献する企業として、これからも発展を続けていくでしょう。
社名の「メニコン」は、「目にコンタクトレンズ」という言葉が由来となっています。2000年には遠近両用コンタクトレンズを発売し、2001年には月額定額制サービス「メルスプラン」を開始するなど、常に業界をリードする革新的な取り組みを行っています。
メニコンは文化事業にも熱心であり、スポーツ・文化支援活動として、日本クラブユースサッカー東西対抗戦「メニコンカップ」や「メニコンスーパーコンサート」への協賛を続けています。また、2012年には本社社屋の一部を改修し、アートスペース「ギャラリーMenio」と多目的ホール「HITOMIホール」からなる「メニコンANNEX」を開設しました。さらに、2023年には本社西側に総合芸術劇場「メニコン シアターAoi」を開設し、芸術文化振興への貢献も積極的に行っています。
沿革
1951年：日本で初めて角膜コンタクトレンズの実用化に成功。
1952年：日本コンタクトレンズ研究所を創設。
1957年：日本コンタクトレンズ株式会社を設立。
1965年：東洋コンタクトレンズ株式会社に社名変更。
1967年：「メニコン」を商標登録。
1982年：販売部門を分離し、株式会社メニコンを設立。
1987年：東洋コンタクトレンズがメニコンに吸収合併。
2001年：定額制プラン「メルスプラン」を開始。
2009年：イギリスのコンタクトレンズメーカー、デイビッド・トーマス・コンタクトレンズ社を買収。
2010年：トーメー商事株式会社より株式会社トーメーの全株式を取得し子会社化。同時に株式会社ナイツの全株式を譲渡。アメリカのコンタクトレンズ原料メーカーのラガド社を買収。
2011年：フランスのLaboratoire Tours Contact社の株式を取得。
2012年：コンタクトレンズ専門店「エースコンタクト」などを運営する株式会社ダブリュ・アイ・システムを子会社化。本社北館の一部を改修し、「ANNEX」を開設。
2015年：東京証券取引所市場第一部および名古屋証券取引所市場第一部に株式を上場。コンタクトレンズ専門店の富士コンタクト株式会社を子会社化。
2016年：オルソケラトロジー用コンタクトレンズの製造・販売を行う株式会社アルファコーポレーションを完全子会社化。コンタクトレンズ専門店「シティコンタクト」などを運営する株式会社エーアイピーを子会社化。
2017年：子会社化した各コンタクトレンズ販売チェーン店を共通ブランド「Miru Partner」に統合。
2018年：メニコンフランスの新社屋【TOKI】が完成。
2019年：直営店舗と販売チェーン店のショップロゴを「Miru」に統一。イタリアのコンタクトレンズ・ケア用品メーカーSOLEKO社の全株式を取得。
2020年：中国のコンタクトレンズ製造会社温州欣視界科技有限公司の全株式を取得。米国のベンチャーMojo Vision社とスマートコンタクトレンズの共同開発契約を締結。コンタクトレンズ専門店「ハマノコンタクト」を運営する株式会社ハマノコンタクトの全株式を取得。
2021年：中国で医療用機械器具の販売などを手掛ける板橋貿易株式会社の全株式を取得。ジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョンと業務提携。
2023年：メニコン シアターAoiビルがオープン。
2024年：フランスのLaboratoires Dencott SAを完全子会社化。子会社の富士コンタクト株式会社を吸収合併。シンガポールのコンタクトレンズメーカーOculus社より東南アジアの販売会社3社の全株式を取得。
主な商品
メニコンは、多岐にわたるコンタクトレンズ製品を提供しています。以下に代表的な製品を挙げます。
1日使い捨てレンズ：1DAYメニコン プレミオ、Magicなど。
2週間定期交換レンズ：2WEEKメニコン プレミオなど。
1ヶ月定期交換レンズ：マンスウエア（メルスプラン専用）。
3ヶ月定期交換レンズ：フォーシーズン（メルスプラン専用）。
長期使用タイプ（ハード）：メニコンティニュー、メニコンZなど。
* 長期使用タイプ（ソフト）：メニコン ソフトS、メニコン ソフト72など。
これらの製品は、様々な視力矯正ニーズに対応できるよう、幅広いラインナップを取り揃えています。
メルスプラン
2001年に開始された「メルスプラン」は、メニコン独自の会員制サービスです。月額定額制でコンタクトレンズを利用でき、レンズの傷や破損、度数の変化などによる交換が無料で行えます。また、定期的なレンズの無料交換や種類の変更も可能です。これにより、ユーザーは常に快適なコンタクトレンズを使用することができます。
メルスプランには、「ケアプラス」や「1DAYプラス」など、会員向けの様々なオプションサービスも提供されており、ユーザーのニーズに合わせたサービスを選択できます。
ANNEX
「ANNEX」は、メニコン本社に併設された文化施設です。「ギャラリーMenio」では、初代会長の田中華山氏や創業者田中恭一氏の作品が展示され、「HITOMIホール」では、音楽イベントや講演会などが開催されています。
イメージキャラクター
現在、メニコンのイメージキャラクターには、櫻井翔さん、浜辺美波さん、Nikiさんが起用されています。過去には、荻野目慶子さん、藤谷美和子さん、浅野温子さんなど、多くの著名人がイメージキャラクターを務めていました。
提供番組
メニコンは、ラジオ番組やテレビ番組のスポンサーとしても活動しており、地域社会への貢献にも積極的に取り組んでいます。
関連会社
メニコンは、コンタクトレンズ製造や販売、人材派遣、動物医療など、幅広い分野で事業展開しており、多数の関連会社を擁しています。
メニコンは、コンタクトレンズを通じて人々の視力矯正をサポートするだけでなく、文化・芸術振興にも貢献する企業として、これからも発展を続けていくでしょう。
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