ヨドバシAkiba

ヨドバシAkiba（ヨドバシアキバ）

ヨドバシAkibaは、東京都千代田区、秋葉原駅前に位置する大型複合商業施設です。地上9階、地下6階の建物には、家電量販店「ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba」を核として、様々な専門店、レストラン、リラクゼーション施設などがテナントとして入居しています。

概要

建物は高さ60mで、地下2階から地下6階は駐車場となっています。ヨドバシカメラ店舗の中では、ヨドバシ梅田に次ぐ規模を誇ります。また、ヨドバシカメラ店舗で地名表記がラテン文字になっているのは、この店舗のみです。

地下駐車場は520台収容可能で、地上に近いフロアから順に開放されます。通常、地下6階は日曜日などの混雑時や繁忙期にのみ開放されます。夕方以降は出庫ラッシュで混雑するため、時間に余裕を持って利用すると良いでしょう。特に、年末年始やお盆などの繁忙期には、周辺道路も混雑する可能性が高いため注意が必要です。地下6階には有料の自転車駐輪場も併設されています。

1階から6階は、ヨドバシカメラのマルチメディアAkibaです。家電製品はもちろん、外国人観光客が多い地域性から、旅行グッズや文具など、幅広い商品を取り扱っています。

JR中央改札口側の出入口の上部には、大型ビジョン「ヨドび（Yodobashi Vision）AKIBA」が設置されており、1F・2Fエレベーター前には大型ディスプレイ「ヨドびTV」も設置されています。

歴史

2001年10月に旧日本国有鉄道の土地を取得し、2005年9月16日に開業しました。デパートのような外観、広い売場、豊富な品揃えに加え、カフェやレストラン街を併設したことで、従来の家電量販店のイメージを覆し、秋葉原の新たなランドマークとなりました。

新製品発売時には、店舗前に行列ができることもあり、メディアで報道されることもあります。秋葉原の電気街とは線路を挟んで反対側に位置するため、ヨドバシAkibaの開業以降、電気街側では閉店する店舗も多くなりました。しかし、秋葉原を訪れる人の数自体は増加しており、大阪の日本橋とは異なる状況になっています。

店舗のテーマソングは、他のヨドバシカメラと同様、「リパブリック讃歌」の替え歌である「ヨドバシカメラの歌」で、マルチメディアAkiba専用の歌詞になっています。

マスコットキャラクターは、電車のキャラクター「山の手くん」です。また、2009年4月下旬頃からメイド風の女性キャラクターが登場し、後に「ヨドちゃん」と名付けられました。さらに、執事風の男性キャラクター「ヨドくん」も登場しました。ビルの外装や店内のポップ、CMなどに登場しています。

フロア構成 (2020年10月現在)

9階: リラクゼーションサロン、ゴルフ関連施設
8階: レストラン街
7階: 専門店フロア（靴、カジュアル衣料、書籍、バッグ、iPhone修理、旅行代理店、眼科、CD・DVDなど）
1階～6階: ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba
地下1階: 専門店フロア、バイク駐輪場
地下2階～地下6階: 駐車場（地下6階に自転車駐輪場併設）

駐車場は、各フロアの入庫状況に応じて下層階が開放されます。平日は地下2階から地下4階、土日祝日や年末年始は地下2階のみが最初に開放されます。

ルイーダの酒場

2009年7月、ニンテンドーDS用ソフト『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』のすれちがい通信を促進するため、店舗前に「ルイーダの酒場」と名付けられた通信専用スペースが設置されました。その後も、他のゲームソフトの通信スペースとして活用されていましたが、Nintendo Switchではすれ違い通信が廃止されたため、現在では、休憩スペースとして利用されています。

アクセス

JR山手線、京浜東北線、総武線 秋葉原駅
東京メトロ日比谷線 秋葉原駅
首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス 秋葉原駅（直結）
東京メトロ銀座線 末広町駅
都営地下鉄新宿線 岩本町駅

関連施設

ビックカメラ AKIBA
ヨドバシ梅田
ヨドバシ吉祥寺
京都ヨドバシ

外部リンク

ヨドバシAkiba【Yodobashi-Akiba】

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