ラパルフェ

ラパルフェ: 若手お笑いコンビの異彩

ラパルフェは、ワタナベエンターテインメントに所属する日本のお笑いコンビです。彼らは2018年4月1日に結成されました。それぞれ異なるバックグラウンドを持つメンバーが組み合わさり、独自のスタイルで活動しています。

メンバー紹介

都留 拓也（つる たくや）は、1994年6月3日生まれの30歳で、ツッコミを担当しています。時には自身の役割を越えてボケを行うこともあります。彼は東京都江戸川区葛西出身で、千葉大学文学部行動科学科を卒業しています。ネタ作りでの才能を発揮すると共に、他のメンバーとのコンビとしての相性を大切にしています。

尾身 智志（おみ さとし）は、同じく1994年7月10日生まれで30歳。彼はボケを担当しており、時には都留のものまねにツッコミを入れる役割も果たします。東京都千代田区出身で、早稲田大学文化構想学部を卒業しました。家族には元財務大臣の尾身幸次や、元総務副大臣の尾身朝子がいます。彼の経歴は芸人としての活動にも色濃く反映されています。

コンビの成り立ちと歴史

二人は千代田区立九段中等教育学校の同級生であり、在学中にコンビを結成しました。大学では、早稲田大学のお笑い工房LUDOの15期生として活動し、都留は千葉大学お笑いサークルP-RITTSにも所属していました。彼らの大学時代のコンビ名は「リレンザ」であり、これはインフルエンザの治療薬に由来しています。しかし、所属審査の際に改名を求められました。コンビ名を新たに決める際には、同じく「ラ行」の言葉である「ラパルフェ」を選びました。

活動と実績

彼らの活動は大学時代から本格的に始まり、2016年には大学芸会で優勝を果たしました。この際、準優勝は魔人無骨（現・令和ロマン）で、第3位にはラランドが入りました。さらに、ワタナベコメディスクール26期生としても活動し、彼らのスキルを磨いていきました。

2019年には、都留による阿部寛のものまねがSNSで注目され、次第に大きな反響を呼ぶようになりました。M-1グランプリ2021では、特に準々決勝で披露したネタが話題になり、「ラパルフェ反則」というフレーズがSNSでトレンド入りしました。このネタは、M-1審査をネタに取り上げるというタブー破りのものであり、彼らの知名度が急上昇するきっかけとなりました。

賞レースでの成果

ラパルフェは様々な賞レースに挑戦しています。2016年の大学芸会で優勝した他、2022年には第43回ABCお笑いグランプリの最終予選に進出しました。競争の激しいお笑い界での彼らの実力を証明しています。

メディア出演

これまでに多くのテレビ番組やラジオに出演しています。2023年には「くりいむナンタラ」や「水曜日のダウンタウン」といった人気バラエティ番組に登場しました。また、彼らのラジオ番組も好評で、2021年から2022年にかけて「ラパルフェのGERA NEXT」や「ラパルフェの搾取されないラジオ」が放送されました。

結び

ラパルフェは、独特のセンスとユーモアで多くのファンを魅了しています。彼らの今後の成長と活躍が楽しみです。

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