七飯駅

七飯駅（ななええき）

七飯駅は、北海道亀田郡七飯町本町に位置するJR北海道函館本線の駅です。駅番号はH71で、電報略号はナナ。函館駅から続く複線区間の北端に位置し、ここから大沼駅までは下り線専用の藤城線が分岐する地点でもあります。

歴史

七飯駅は1902年（明治35年）に北海道鉄道の駅として開業しました。その後、国有化を経て函館本線の一部となり、地域の発展とともに歩んできました。

1902年（明治35年）12月10日：北海道鉄道の駅として開業
1907年（明治40年）7月1日：国有鉄道に移管
1909年（明治42年）10月12日：函館本線の駅となる
1966年（昭和41年）9月30日：藤城線が開通
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化によりJR北海道の駅となる
2016年（平成28年）3月26日：函館本線の五稜郭駅 - 新函館北斗駅間が電化
2024年（令和6年）3月16日：ICカード「Kitaca」の利用が可能となる

駅構造

七飯駅は、2面3線のホームを持つ地上駅です。1番線は単式ホーム、2・3番線は島式ホームとなっており、藤城支線へは3番線から直接繋がっています。駅にはみどりの窓口や話せる券売機、Kitaca対応の自動改札機が設置されています。

駅名の由来

駅名は所在地の地名に由来します。七飯町の名前は、七重村と飯田村が合併した際にそれぞれの頭文字を取ったという説や、アイヌ語の「ナムナイ」（冷たい川）などに由来するという説があります。

利用状況

近年の一日平均乗車人員は以下の通りです。

2016年：491人
2017年：477人
2018年：461人
2019年：429人
2020年：329人

駅周辺

駅周辺には、七飯本町インターチェンジ、国道5号、七飯町役場、スーパーアークス七飯店などがあります。また、函館バスの停留所も近くにあり、各方面へのアクセスが可能です。

七飯本町インターチェンジ
国道5号
七飯町役場
スーパーアークス七飯店

隣の駅

JR北海道

■函館本線（本線）：大中山駅 (H72) - 七飯駅 (H71) - 新函館北斗駅 (H70)
■函館本線（藤城支線・下り専用）：（本線大中山駅方面） → 七飯駅 (H71) → 大沼駅 (H68)

参考文献

土屋武之「函館本線485.4km+α 函館から「山線」を経て通勤電車区間へ」『鉄道ジャーナル』第53巻第2号（通巻628号）、成美堂出版、2019年2月1日、20-31頁、ISSN 0288-2337。

外部リンク

七飯｜駅の情報検索（時刻表・バリアフリー）｜鉄道・きっぷ｜JR北海道- Hokkaido Railway Company

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