下呂交流会館

下呂交流会館：文化とスポーツが融合する複合施設

岐阜県下呂市に位置する下呂交流会館は、地域住民の交流拠点として、そして多彩なイベント開催のための複合施設として親しまれています。正式名称は下呂市下呂交流会館で、愛称として「下呂交流会館アクティブ」も使用されています。

多様なニーズに対応する3つのエリア

本施設は大きく分けて3つのエリアで構成されています。

1. 泉ホール: 805席を備えた多機能ホールです。コンサートや演劇、講演会など、様々な催し物に対応できる高い機能性を持ちます。ホワイエ、楽屋5室、控室2室といった附帯施設も充実しており、出演者にも快適な環境を提供します。

2. 温アリーナ: 「ホットアリーナ」と読む温アリーナは、スポーツ大会やコンサート、イベントなどに利用できる広々とした空間です。床面積は1,824㎡(48m×38m)を誇り、バレーボールコート3面、バスケットボールコート2面、卓球台12台を設置できる広さを備えています。2階には904席の観覧席があり、大規模なイベントにも対応可能です。

3. 棚田テラス: 多目的室、工作室、音楽練習室、メディアラボといった多様な設備を備えたエリアです。会議やワークショップ、練習など、様々な用途に利用できます。和室も用意されており、多様なニーズに対応しています。

アクセスと運営

下呂交流会館は、JR高山本線下呂駅から徒歩約30分、濃飛バス「下呂交流会館」バス停からすぐの場所に位置しています。お車でお越しの際は、国道41号「森」交差点から市道へ入り約5分です。

施設の運営は、一般財団法人下呂ふるさと文化財団が指定管理者制度に基づいて行っています。

受賞歴と休館日

下呂交流会館は、その優れた建築デザインが評価され、[中部建築賞]と公共建築賞優秀賞(第15回、2016年)を受賞しています。

開館時間は9:00～22:00です。休館日は水曜日(祝日休日の場合は開館)と年末年始(12月29日～1月3日)です。利用料金は有料で、事前予約が必要です。

周辺環境

下呂交流会館周辺には、下呂市下呂ふるさと歴史記念館、下呂温泉合掌村、岐阜県立下呂温泉病院、岐阜県立下呂特別支援学校、大江戸温泉物語下呂新館など、様々な施設があります。観光やビジネスの拠点としても最適な立地です。

まとめ

下呂交流会館は、地域社会の活性化に貢献するだけでなく、観光客にとっても魅力的な施設です。多様なイベントに対応できる設備とアクセスの良さ、そして美しい建築デザインは、多くの人々にとってかけがえのない場所となっています。今後の発展にも期待が高まります。

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