中央合同庁舎第2号館

中央合同庁舎第2号館について



中央合同庁舎第2号館は、東京都千代田区霞が関二丁目に所在する、日本の重要な中央省庁が入居する合同庁舎です。霞が関の中央官庁地区において2番目に高い超高層庁舎として知られています。この建物は、かつて内務省庁舎があった場所に建て替えられ、隣接する中央合同庁舎第3号館と一体的に整備されました。

概要



旧2号館、通称「人事院ビル」の跡地に建設されたこの庁舎は、高層化による土地の高度利用を目的としています。庁舎の中央部には吹き抜けが設けられ、開放感のある空間を創出しています。屋上には、中央防災無線警察無線消防無線のアンテナが設置されており、防災・情報通信の拠点としての役割も担っています。

旧2号館から引き続き、総務省警察庁が主な入居機関となっています。総務省の中でも統計局は別の場所に入居していますが、国土交通省の一部部局がこの庁舎を分館として使用しています。当初の計画では、自治省や消防庁(現総務省)、建設省(現国土交通省)、人事院も入居予定でしたが、現在の入居機関は一部変更されています。また、警察庁フロアは、他の省庁のIDでは立ち入ることができないというセキュリティ上の特徴があります。

地下では、中央合同庁舎第3号館と直結しており、セキュリティチェックなしで両館間を自由に行き来できます。さらに、地下鉄霞ケ関駅とも直結しており、公共交通機関からのアクセスも非常に便利です。

入居機関



中央合同庁舎第2号館には、以下の機関が入居しています。

総務省:庁舎の過半数のフロアを使用しており、庁舎管理も担当しています。(1階、3階から11階の全部、2階の一部)
消防庁
国家公安委員会:17階から20階の全部、2階と16階の一部を使用しています。
警察庁
国土交通省:12階から15階の全部、16階の一部を使用しています。
観光庁


その他施設



庁舎内には、以下の店舗なども入っています。

日本郵便株式会社 第二霞ケ関郵便局
ファミリーマート 霞ヶ関合同庁舎
ビチェリン霞ヶ関中央合同庁舎第2号館店


周辺施設



中央合同庁舎第2号館の周辺には、以下の超高層ビルがあります。

大同生命霞が関ビル
霞が関ビルディング
霞が関コモンゲート
中央[[合同庁舎第1号館]]
中央合同庁舎第3号館
中央合同庁舎第4号館
中央合同庁舎第5号館
中央[[合同庁舎第6号館]]
中央合同庁舎第7号館
中央合同庁舎第8号館


外部リンク



中央合同庁舎第2号館 - 国土交通省
* 中央合同庁舎第2号館 - 建設グラフ


この建物は、霞が関地区の重要なランドマークとして、日々多くの人々が利用しています。

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