中山香駅

中山香駅

概要

中山香駅（なかやまがえき）は、大分県杵築市山香町に位置する九州旅客鉄道（JR九州）日豊本線の駅です。1910年12月15日、豊州線の宇佐駅―中山香駅間の開通と同時に開業しました。以来、地域住民の生活を支える重要な交通拠点として、長く利用されてきました。

歴史

• - 1910年（明治43年）12月15日：豊州線宇佐駅 - 中山香駅間が開通、駅が開業しました。
• - 1911年（明治44年）3月22日：豊州線中山香駅 - 日出駅間が開通しました。
• - 1961年（昭和36年）10月1日：貨物取扱が廃止されました。
• - 1977年（昭和52年）10月19日：日豊本線中山香駅 - 大川司信号場間が複線化されました。
• - 1978年（昭和53年）9月21日：日豊本線大川司信号場 - 杵築駅間が複線化され、中山香駅 - 杵築駅間も複線化が完了しました。
• - 1984年（昭和59年）2月1日：荷物扱いが廃止されました。
• - 1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR九州の駅となりました。
• - 2006年（平成18年）12月：初代駅舎が解体されました。
• - 2007年（平成19年）9月1日：新しい駅舎が完成し、供用開始されました。バリアフリー対策として、スロープの設置やホーム改修、多目的トイレの設置なども行われました。
• - 2012年（平成24年）1[[2月1日]]：ICカード「SUGOCA」が利用可能になりました。

駅構造

中山香駅は、単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を有する地上駅で、合計2面3線のホームがあります。ホーム間は跨線橋で連絡しており、駅舎は上り線側にあります。駅舎は鉄骨平屋建てで、床面積は74㎡です。建設費用は3700万円でした。

かつてはJR九州鉄道営業（現R九州サービスサポート）が駅業務を受託する業務委託駅でしたが、現在は無人駅となり、平日限定で杵築市が簡易委託で駅窓口を開設しています。ICカード「SUGOCA」は、入出場とチャージのみ対応です。

2番のりばは特急列車の通過待ちや、当駅始発の大分方面行きの列車に使用されます。また、大分駅から折り返す列車が7本設定されており、大分発23時40分の最終普通列車は当駅止まりで、0時半前に到着します。

利用状況

1965年度の乗車人員は364,117人（定期外55,642人、定期308,475人）、降車人員は365,466人でした。手荷物や小荷物の取扱いもありました。2015年度の乗車人員は84,331人（定期外21,316人、定期63,015人）、降車人員は85,466人でした。

駅周辺

中山香駅は旧山香町の中心部に位置し、駅前には大分県道42号山香院内線が通っています。駅の背後には国道10号が日豊本線と並行して走っています。

隣の駅

脚注

※利用状況のデータは、各年度版「大分県統計年鑑」を元に算出されています。

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