五百羅漢駅

五百羅漢駅（ごひゃくらかんえき）は、神奈川県小田原市扇町五丁目に位置する、伊豆箱根鉄道大雄山線の駅です。駅番号はID04で、地域の方々にとって重要な交通拠点となっています。

歴史

当駅は1925年（大正14年）10月15日に開業し、長きにわたり地域の足として親しまれてきました。1989年（平成元年）8月には駅舎の改築が行われ、より современный で利便性の高い駅へと生まれ変わりました。

駅構造

五百羅漢駅は島式ホーム1面2線を有する地上駅です。南側が1番線、北側が2番線となっており、列車が行き交います。ホームの井細田方の端には階段があり、構内踏切を通って北側の駅本屋へと繋がっています。駅構内の穴部方北側には、伊豆箱根鉄道大雄山線保線支区の二階建ての建物があります。

1989年（平成元年）8月に改築された駅本屋は、マンションを併設する4階建ての建物で、テナントも入居しています。駅事務室と待合所はこの建物の一角に設けられており、自動券売機と乗車票発行機が1台ずつ設置されています。また、定期券などを購入できる窓口も設けられています。駅の英語表記は、建物や駅入口では「500 RAKAN STATION」と表示されていますが、ホームの駅名標や路線図では「GOHYAKURAKAN」または「Gohyakurakan」が使用されています。

五百羅漢駅は終日社員が配置されている直営駅であり、利用者の安全と快適な利用をサポートしています。

のりば


利用状況

各年度の1日平均乗車人員は以下の通りです。（省略）

駅周辺

駅前には神奈川県道720号怒田開成小田原線が走っており、交通の便が良い場所です。駅名の由来となった五百羅漢像のある玉宝寺や、多古城址など、歴史的な観光スポットも周辺に点在しています。また、駅の構内穴部方で大雄山線を跨いでいる小田急小田原線は、当駅から南に約300メートルの場所に足柄駅を置いており、螢田駅との間の車窓から当駅の姿を望むことができます。

バス路線

かつては駅前の県道720号に「五百羅漢」バス停があり、箱根登山バスの路線が発着していましたが、2022年4月3日に路線が廃止され、「五百羅漢」バス停も廃止されました。

隣の駅

伊豆箱根鉄道
* 大雄山線
井細田駅 (ID03) - 五百羅漢駅 (ID04) - 穴部駅 (ID05)

五百羅漢駅は、地域の歴史と文化に触れられるとともに、日々の通勤・通学を支える駅として、これからも重要な役割を果たしていくでしょう。

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