五郎丸駅

五郎丸駅について

五郎丸駅（ごろうまるえき）は、福岡県久留米市宮ノ陣四丁目に位置する西日本鉄道の甘木線の駅です。この駅は、駅番号A11が付けられています。駅の歴史を振り返ると、1915年に三井電気軌道の一部として開設され、その後、数度の合併を経て現在の形に至っています。

歴史の歩み

• - 1915年（大正4年）10月15日：三井電気軌道の駅として開業。
• - 1924年（大正13年）6月30日：九州鉄道に統合され、同社の駅となる。
• - 1942年（昭和17年）9月19日：九州電気軌道に盛り込まれ、この駅もその運営下に置かれる。
• - 1942年（昭和17年）9月22日：九州電気軌道が西日本鉄道に社名を変更。
• - 1972年（昭和47年）：駅舎が改築。
• - 2008年（平成20年）5月18日：ICカード「nimoca」の利用が開始。
• - 2017年（平成29年）2月1日：駅ナンバリングシステムの導入。
• - 2021年（令和3年）4月1日：駅の集中管理システム導入により、終日無人化されました。

駅の構造

五郎丸駅は単式ホーム1面1線から構成される地上駅であり、簡素な駅舎が設けられています。利用者にとってはシンプルでわかりやすいつくりですが、基本的な充実した機能を持っています。

利用状況

2022年度のデータによると、五郎丸駅の1日に平均して754人の利用者が訪れています。これをもとに、各年度ごとの乗車人数や乗降人数の推移は、駅の利用頻度を示す重要な指標となっています。

駅周辺の環境

五郎丸駅の周囲は「宮の陣」と名付けられた住宅地が広がっており、地元住民にとって主要な交通手段となっています。駅近くには、以下のような施設があります：

• - 九州自動車道
• - 久留米ビジネスプラザ
• - 宮の陣郵便局
• - 日本赤十字社九州ブロック血液センター

バス路線

駅近くには九州自動車道宮の陣バスストップもあり、バスの利用も便利です。

隣接駅

五郎丸駅に隣接する駅は以下の通りです：

• - 宮の陣駅 (T25)
• - 学校前駅 (A10)

その他の情報

五郎丸駅は、2015年のラグビーワールドカップを機にラグビー日本代表選手の五郎丸歩さんと同名であるため、人気が高まりました。大会期間中は多くの観光客が訪れ、駅の窓口では「ごろうまる」をテーマにした560円の記念乗車券を求める人々も見られました。大会が終了してからも、多少の観光客の訪問が続いており、駅は独自の魅力を持ち続けています。

五郎丸駅は、交通の利便性と地域のつながりを代表する重要な駅として、今後も多くの人々に親しまれ続けることでしょう。

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