仙台国際ホテル

仙台国際ホテル：杜の都を彩る国際級ホテル

仙台国際ホテルは、宮城県仙台市青葉区の中心部に位置する、東武ホテルグループのホテルです。東二番丁通り沿いに佇み、ホテルメトロポリタン仙台、ウェスティンホテル仙台と共に「仙台3大都市型ホテル」として知られています。

歴史

ホテルの建設地は、元々宮城学院があった場所で、住友生命保険が跡地を取得し開発したエリアに位置しています。ホテル運営は、常磐交通自動車と仙台市の有力企業が出資して設立された株式会社仙台国際ホテルによって開始されました。その後、東武鉄道株式会社が筆頭株主となり、東武ホテルグループの一員となりました。経営再建のため、2007年には東武鉄道の完全子会社である仙台国際ホテル株式会社が新たに設立され、営業を引き継ぎました。建物自体は、ユナイテッド・アーバン投資法人が所有しています。

規模と施設

仙台国際ホテルは、建築面積3,112.68m2、延床面積24,862.88m2という市内有数の規模を誇ります。客室は234室あり、276名を収容可能です。また、15の宴会場、フレンチ、中国料理、和食、バー、コーヒーハウスなど5つの飲食店を備えています。

宴会場の再開

ホテル開業以来、宴会場は宿泊、レストランと並ぶ重要な要素でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、宴会や婚礼の利用が激減し、2022年3月31日に宴会場の営業を一時終了しました。しかし、仙台市中心部では宿泊特化型ホテルの増加に伴い、宴会場を持つ施設の閉館が相次ぎました。地元からの要望に応え、2023年4月から宴会場の営業を再開しています。

沿革

1988年3月：株式会社仙台国際ホテル設立
1989年10月：仙台国際ホテル開業
1990年3月：東武グループが資本参加
1991年12月：国際観光ホテル整備法登録ホテルとなる
2007年1月：株式会社仙台国際ホテルが解散
2007年2月：仙台国際ホテル株式会社が設立、営業譲渡

アクセス

JR仙台駅西口から徒歩5分
仙台市地下鉄仙台駅 南2出口から徒歩4分
仙台市地下鉄五橋駅から徒歩7分
駐車場：80台（有料）

柳町通り沿いに車寄せがあります。

周辺情報

ホテルの向かい側には、ウェスティンホテル仙台が入居する仙台トラストシティがあります。周辺には高層マンションが立ち並び、仙台逓信病院、河北新報社、仙台中央郵便局、仙台中央警察署、EBeanS、仙台朝市などの施設も近隣に位置しています。

仙台国際ホテルは、その歴史と規模、そして充実した施設で、国内外からのゲストを温かく迎え続けています。杜の都、仙台を訪れる際には、ぜひ利用を検討してみてください。

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