仙台トラストシティ

仙台トラストシティ

仙台トラストシティは、宮城県仙台市青葉区一番町に位置する複合施設です。森トラストによって、東北学院中学校・高等学校の跡地に再開発されました。この施設は、高さ180mの超高層ビル「仙台トラストタワー」と、高さ99.9mの超高層マンション「ザ・レジデンス一番町」を主要な建造物としています。

沿革

2005年4月、東北学院中学校・高等学校が移転した跡地を、同年1[[1月]]に森トラストが取得しました。取得後、環境アセスメント条例の適合を経て、平面駐車場として一時利用されました。その後、建設が開始され、総投資額は約550億円に達しました。

建設中は「仙台一番町プロジェクト」という仮称でしたが、2008年6月24日に「仙台トラストシティ」という正式名称になりました。2010年8月1日には、仙台トラストタワーがグランドオープンしました。同日にはウェスティンホテル仙台も開業し、同年9月にはAPECの会合会場としても利用されました。

仙台トラストタワー

仙台トラストタワーは、2008年1月に着工し、2010年4月30日に竣工しました。地上37階、地下2階建てで、延べ床面積は約12万5299.60平方メートルです。高さは180.0mで、北日本で最も高いビルとなっています。建設費は約500億円です。

ビルは、高層棟と低層部で構成され、東二番丁通側から見て、左側にウェスティンホテル仙台の入口、中央にオフィスエリアの入口、右側にトラストシティプラザの入口があります。オフィス最上階には第一三共が入居しています。

トラストシティプラザ

トラストシティプラザは、仙台トラストタワーの低層部（1階から3階）と高層棟の一部（3階から5階）に位置する商業施設です。ショッピング、レストラン、診療所、健康診断クリニックなどが含まれます。開業時には、日本初出店のチョコレート店「ジャック・トレス」や、東北地方初出店の「サブウェイ」などが話題となりました。

ザ・レジデンス一番町

ザ・レジデンス一番町は、仙台トラストタワーの南隣に建設された高層マンションです。地上29階、地下1階建てで、総戸数は244戸です。特徴的なV字型の形状をしており、2010年6月15日に竣工しました。

建設時には、仙台圏でマンション供給過多の状態でしたが、免震構造であることや、震災後の早期復旧により、入居が進みました。当初は成約率が約7割でしたが、震災後の住み替え需要により、翌年度中に完売しました。

アクセス

仙台トラストシティへのアクセスは以下の通りです。

JR各線 仙台駅から徒歩11分
JR仙石線 あおば通駅から徒歩8分
仙台市地下鉄南北線 仙台駅から徒歩8分、五橋駅から徒歩8分
仙台市地下鉄東西線 仙台駅から徒歩7分、青葉通一番町駅から徒歩8分

駐車場

仙台トラストタワー：約500台
ザ・レジデンス一番町：152台

駐輪場

仙台トラストタワー：約300台

周辺施設

仙台トラストシティは、北目町通と東二番丁通の交差点の一角に位置しており、他の三つの角には以下の施設があります。

SS30（東二番丁通を挟んで向かい側）
河北新報社（斜め向かい）
仙台中央郵便局（北目町通を挟んで向かい側）

関連事項

スターウッド・ホテル&リゾート
仙台の高層ビル一覧#高さ・容積率に影響を与える法律・条例
各都道府県で最も高いビルの一覧
東北地方の超高層建築物の一覧
日本の超高層建築物・構築物の一覧

外部リンク

仙台トラストシティ（公式ウェブサイト）
ウェスティンホテル仙台（公式ウェブサイト）
ウェスティン仙台（スターウッド・ホテル&リゾートのサイト）
ザ・レジデンス一番町（公式ウェブサイト）
仙台トラストシティ（森トラスト・新規プロジェクト）

もう一度検索