伊予三芳駅について
伊予三芳駅(いよみよしえき)は、
愛媛県西条市三芳に位置する、
四国旅客鉄道(JR四国)
予讃線の駅です。駅番号はY37。
歴史
1923年(大正12年)10月1日:鉄道省讃予線(現在の予讃線)の壬生川駅~伊予三芳駅間延伸に伴い開業しました。
1971年(
昭和46年)
11月8日:貨物の取り扱いが廃止されました。
1984年(昭和59年)
2月1日:荷物の取り扱いが廃止されました。
4月1日:駅員が配置されなくなり、簡易委託駅となりました。
1987年(
昭和62年)
4月1日:
国鉄分割民営化により、
四国旅客鉄道の駅となりました。
2006年(平成18年)12月15日:午後2時10分頃、85歳の男性が運転する乗用車が、アクセルとブレーキを踏み間違え駅舎に衝突する事故が発生しました。この事故により、駅舎内にいた利用客2人に外壁の破片が当たる被害が出ました。
2017年(平成29年)10月:駅舎の建て替え工事が開始されました。これをきっかけに、地元の住民約30名が駅の歴史や周辺の魅力を発信する「三芳駅愛好会」を設立しました。
2018年(平成30年)3月16日:新駅舎が完成し、3月19日には完成記念式典が行われました。
駅構造
伊予三芳駅は、1番線が上下副本線、2番線が上下本線(制限速度100km/h)となっている一線スルー方式の対向式2面2線の地上駅です。特急などの通過列車は両方向とも2番線を通過しますが、停車列車は駅舎側の1番のりばを優先的に使用します。
以前は簡易委託駅として、駅舎内のキヨスクで乗車券を販売していましたが、現在はキヨスクが撤退し、完全な無人駅となっています。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|
- | -- | -- | -- |
1 | ■予讃線 | 上り | 壬生川、伊予西条方面 |
2 | ■予讃線 | 下り | 今治、松山方面 |
駅周辺
駅周辺には、以下の施設があります。
西条西警察署三芳駐在所
西条市三芳公民館
西条市役所西部支所三芳市民サービスコーナー(旧三芳町役場)
東予北地域交流センター
すぱーく東予(全天候型ゲートボール場)
三芳郵便局
大明神川トンネル
当駅の高松方にある予讃線のトンネルは、天井川である大明神川の下を通過しており、断面が小さいことで知られています。この付近は今治小松自動車道と交差しているため、トンネルの改修が困難な状況です。
バス路線
三芳駅前
せとうち周桑バス
本谷温泉 / 周桑営業所方面
三芳
瀬戸内運輸(せとうちバス)
小松総合支所 / 今治方面
隣の駅
四国旅客鉄道(JR四国)
■予讃線
壬生川駅 (Y36) - 伊予三芳駅 (Y37) - 伊予桜井駅 (Y38)
脚注
伊予三芳駅 時刻表 (PDF) - 四国旅客鉄道
関連項目
日本の[[鉄道駅]]一覧