会津本郷駅

会津本郷駅（あいづほんごうえき）

会津本郷駅は、福島県会津若松市北会津町上米塚に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）只見線の駅です。

歴史

大正時代末期、西若松駅と会津高田駅の間に計画されたこの駅は、駅舎が旧北会津村に予定されたため、当時の本郷町市街から1,500メートルも離れていました。会津本郷焼などの出荷にも大きな影響があるとして何度も計画変更が申し入れられましたが、叶わず、駅名を会津本郷駅にすることで決着したという経緯があります。

年表

1926年（大正15年）10月15日：一般駅として開業。
1971年（昭和46年）8月29日：貨物取り扱い廃止。
1984年（昭和59年）3月1日：荷物の取り扱いを廃止。駅無人化。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。

駅構造

単式ホーム1面1線を持ち、列車同士の行き違いができない地上駅です。かつては、相対式ホーム2面2線を有していましたが、現在線路は撤去されています。開業当初は阿賀川からのバラスト採取専用の引込み線があったため、広大な構内があり、名残として西若松方向400メートル付近から分岐していた路盤と橋梁跡がわずかに残されています。北側の構内の一部には太陽光発電のパネルが設置されています。

会津若松駅管理の無人駅で、かつては木造の駅舎がありましたが、現在は待合所に立て替えられています。

利用状況

「福島県統計年鑑」によると、2000年度（平成12年度）- 2004年度（平成16年度）の1日平均乗車人員は以下のとおりでした。

(省略。具体的な数値は参考文献を参照)

駅周辺

会津美里町本郷地区への入口となる駅でその中心にも近いですが、会津若松市との境界線付近に位置しています。2004年に会津若松市に編入されるまで当駅の所在地は北会津村となっていました。

会津碍子
泉現寺 - 地蔵尊。殿様に仏罰をあたえたとの伝説が残ります。
福島県道128号会津若松会津高田線
福島県道130号会津高田会津本郷線
福島県道219号会津本郷停車場上米塚線

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■只見線

西若松駅 - 会津本郷駅 - 会津高田駅

脚注

(省略。参考文献への参照)

参考文献

本郷町史p604（本郷町）
曽根悟（監修）（著）、朝日新聞出版分冊百科編集部（編集）（編）「磐越東線・只見線・磐越東線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第6号、朝日新聞出版、2009年8月16日。

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

駅の情報（会津本郷駅）：JR東日本

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