佐賀バルーナーズ

佐賀バルーナーズ：Bリーグを駆け上がる佐賀の雄

佐賀バルーナーズは、佐賀県佐賀市をホームタウンとするプロバスケットボールチームです。2018年の設立以来、めざましい発展を遂げ、2023年にはB1リーグへの昇格という偉業を達成しました。チーム名の『バルーナーズ』は、佐賀を代表するイベントである『佐賀インターナショナルバルーンフェスタ』の気球に由来しており、世界に羽ばたくチームを目指し、大きく舞い上がる気球のように成長するという決意が込められています。

チームの歩み：B3からB1へ

チーム設立は、佐賀市に新アリーナ（現SAGAアリーナ）が建設される計画を受けて、施設先行型でチームを作るという日本で初めての試みとして実現しました。当初はB3リーグからスタートし、2019-20シーズンにはリーグ優勝を果たしB2リーグへ昇格。その後も着実に勝利を重ね、2022-23シーズンにはB2リーグで優勝し、念願のB1リーグ昇格を果たしました。B1初年度となる2023-24シーズンは、29勝31敗という結果でシーズンを終えましたが、B1昇格チームとしては歴代最高勝率を記録するなど、着実な成長を見せています。

ホームタウンとアリーナ：佐賀の誇り

佐賀バルーナーズのホームタウンは、チーム設立の礎となったSAGAアリーナがある佐賀市です。このアリーナは、2023年の国民スポーツ大会開催に合わせ建設され、5000席を超える観客収容能力を誇ります。チームの成長を支える重要な拠点であり、地元ファンにとってかけがえのない場所となっています。練習拠点は、佐賀市富士町の旧市立富士小学校体育館を活用しています。

チームカラー、マスコット、チアリーディング

チームカラーはブルー、ピンク、グリーン。マスコットキャラクターは『バルたん』、チアリーディングチームは『BAL-VENUS』が、アリーナを盛り上げています。

運営とスポンサー

運営会社は株式会社佐賀バルーナーズです。設立当初は株式会社サガスポーツクラブでしたが、B1昇格を機に社名変更を行いました。チームの運営には、数多くのスポンサー企業が協賛しており、その支援によってチームの活動が支えられています。2024-25シーズンのユニフォームスポンサーには、ヒューベストホールディング、木村情報技術、佐賀新聞社、ニシムラホールディングスなど、地元企業をはじめとする様々な企業が名を連ねています。サプライヤーはアンダーアーマーです。

チームの歴史：挑戦と成長

設立当初から、チーム運営にはサガン鳥栖の元社長の次男である竹原哲平氏が中心となり、イタリアセリエA・ユベントスの関連会社でスポーツビジネスを学んだ経験を活かし、チームを率いてきました。ヘッドコーチも、アル・ビェコビッチ氏、ルイス・ギル・トーレス氏、そして現ヘッドコーチである宮永雄太氏と、それぞれの指導者のもとでチームは着実に成長を遂げています。

未来への展望

佐賀バルーナーズは、B1リーグ昇格という目標を達成しましたが、さらなる高みを目指し、挑戦を続けています。地域密着型のチームとして、地元佐賀の活性化にも貢献し、多くのファンを魅了する、世界に誇れるチームへと成長を続けるでしょう。今後の活躍から目が離せません。

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