内幸町駅

内幸町駅について

概要

内幸町駅（うちさいわいちょうえき）は、東京都千代田区内幸町二丁目にある都営地下鉄三田線の駅です。駅番号はI 07であり、千代田区の最南端に位置します。

歴史

この駅の歴史は比較的短く、1973年11月27日に都営6号線の駅として開業しました。その後、1978年には路線名が三田線に改められ、2007年3月にICカード「PASMO」が導入され、利便性が向上しました。開業当初は「西新橋」という副駅名が存在していましたが、現在は使用されていません。

地名の「内幸町」は、江戸時代の「丸ノ内幸町」に由来しており、江戸城外堀の内側に位置する場所を指しています。この名称は、1872年に改称されて以来、現在に至るまで使用されています。

駅構造

内幸町駅は島式ホームを持つ地下駅で、1面2線が設置されています。ホームドアも導入されており、利用者の安全が確保されています。ホームは地下3階にあり、地下2階には共同溝、改札口は地下1階に位置しています。なお、ホームの南半分は港区新橋にも跨っています。

利用状況

2022年度のデータによると、内幸町駅の1日平均乗降人員は29,846人です。内訳は、乗車人員が14,612人、降車人員が15,234人という数字です。年ごとの乗降人員の推移は、利用者の多様なニーズに応じて変化しています。

駅周辺の環境

内幸町駅周辺には多くの重要な施設があります。例えば、日比谷公園や日比谷公会堂、千代田区立の文化施設、また帝国ホテルなどが立地しています。これらの施設は観光客にも人気で、駅を利用する人々にとって便利なアクセスが確保されています。

近隣には、富国生命保険、みずほ銀行、東京電力などの本社も所在し、多くのビジネスが展開されています。また、日比谷シティや日比谷国際ビルヂングといった複合施設も周囲にあり、仕事や暮らしの様々な場面での利用が可能です。

アクセスと交通

内幸町駅は東京都道409号日比谷芝浦線が通っており、「内幸町」交差点の近くに位置しています。駅から日比谷公園へも徒歩でアクセス可能なため、休憩やリフレッシュの場としても利用されています。周辺のバス路線も充実しており、都営バスの「内幸町」停留所や「東亞合成本社前」停留所が近くに設けられています。

また、駅は新橋駅とも近く、東京メトロ銀座線との接続がありますが、銀座線の駅はないため、乗換は徒歩となります。利便性が高い立地にある内幸町駅は、ビジネスエリアの中心的な役割を果たしています。

総じて、内幸町駅は東京都の重要な交通拠点であり、歴史的背景と様々な交通利便性を兼ね備えた場所です。自分自身の生活やビジネス活動において、非常に重要な役割を果たしています。

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