前田紗希

前田 紗希（まえだ さき）のプロフィール

埼玉県さいたま市出身のボートレーサー、前田 紗希（1993年生まれ）は、登録番号4845、115期で埼玉支部に所属しています。彼女は、2014年11月に戸田競艇場でデビューを果たし、その後も多くのレースで成果を挙げてきました。

来歴

2014年〜2021年

前田選手は2014年11月23日に戸田競艇場でのレース「競艇マクール杯」に出場し、6号艇からスタートしましたが、4着に終わりました。2年後の2016年には尼崎競艇場で行われた「ミニボートピア鳥取開設5周年記念鳥取市長杯」において、110戦目で初勝利を飾ります。これは彼女のキャリアの重要な節目となりました。

その後も着実に成績を伸ばし、2019年12月29日には江戸川競艇場で初めて優出を経験。2020年には蒲郡競艇場や戸田競艇場での一般戦で優出を果たし、2021年12月3日には徳山競艇場で通算100勝を達成しました。

2022年

前田選手は2022年、児島競艇場での「ヴィーナスシリーズ第18戦」でオール女子戦の初優出を達成し、続いて江戸川競艇場で行われた「Yes!高須クリニック杯」で初の優勝を果たしました。これにより、デビューから7年6ヶ月での栄冠となりました。

さらに、8月にはG3「オールレディース第17回蛭子能収杯」で優出を経験し、9月にはG1「第9回ヤングダービー」に初出走しました。このレースは、初日のオープニングレースでのフライング事故が印象的でした。

2023年

2023年には、蒲郡競艇場での「レディースオールスター」G2初出走を果たし、見事初勝利を収めました。しかし、同年7月22日に住之江競艇場での一般戦で転覆事故に遭い、全治3ヶ月の重傷を負いました。顔面の大怪我を負い、一時はICUでの治療を必要としました。

復帰と今後

その後、大怪我から復帰した前田選手は、10月に平和島競艇場でG3「平和島レディースカップ」に出場し、早速優出の成績を収めました。続く11月と12月のレースでも優出を重ね、復帰初戦において見事な成績を残しています。

人物

埼玉県立中央高等技術専門校を中退した前田選手は、ボートレーサーを目指すきっかけとなったのは、父親である競艇選手・前田光昭氏の姿でした。彼女は、7歳からクラシックバレエを学び、2009年には国際バレエコンクールにも出場しています。その後、ヒューストンバレエ学校への留学を経て、ボートレーサーの道を選びました。

趣味は旅行や映画、釣りで、餃子やポテトサラダが好きだと語る前田選手。一方で、マンゴーは苦手とのことです。2020年には「TUGBOAT PROJECT」を立ち上げ、ボートレースの魅力を広める活動を行っており、今後もその活動を続けていく意向を示しています。

前田紗希のこれからの活躍に、ぜひ注目していきたいところです。

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