勝部修

勝部修（かつべ おさむ）

勝部修は、1950年7月4日生まれの日本の政治家であり、元岩手県一関市長です。3期12年にわたり市長を務め、地域社会の発展に尽力しました。

略歴

1950年7月4日、岩手県東磐井郡東山町（現一関市）に生まれる。
1969年、岩手県立大東高等学校を卒業。
1973年、亜細亜大学法学部法律学科を卒業。
1974年、岩手県職員として採用。
1986年、広聴広報課報道主査（県政記者クラブ）。
1989年、港湾振興主査。
1992年、世界アルペンスキー選手権大会組織委員会に出向。
1995年、科学技術振興室長補佐。
1997年、情報科学課長補佐。
1999年、企業立地推進監。
2001年、企業立地推進課長。
2002年、大船渡地方振興局企画総務部長。
2003年、総合雇用対策監。
2005年、総合雇用対策局参事、ジョブカフェいわてセンター長。
2006年、総合雇用対策局長。
2007年、総合政策室長。
2008年、岩手県企画理事兼県南広域振興局長。
2009年7月、岩手県を退職。
2009年10月、一関市長選挙で初当選。
2009年10月9日、一関市長に就任。
2021年10月8日、一関市長を退任（3期満了）。
2022年11月、一関市市勢功労者表彰（自治功労）を受彰。
2023年6月、公益財団法人岩手県南技術研究センター理事長を退任
2023年11月3日、旭日小綬章を受章。

一関市長として

2009年、勝部は一関市長選挙に無所属で立候補し、初当選を果たしました。当時、全国最高齢市長だった浅井東兵衛の引退後に行われたこの選挙で、勝部は「経験を基に雇用対策に最善を尽くし、市のサービス力を向上させる」と訴え、市民の支持を得ました。2013年と2017年の市長選挙では無投票で再選され、3期にわたり市長を務めました。2021年の市長選挙には出馬せず、任期満了をもって退任しました。

政策

勝部は、自身のホームページで「政策の3本柱…3つの「きょうせい」」として、「競生」「共生」「協生」を掲げていました。これらの理念に基づき、「「中東北」の拠点都市一関の形成」や「内陸地震からの復興と教訓を生かしたまちづくり」など、具体的な政策を推進しました。

人物

勝部は、妻と2人の息子を持つ家庭人です。趣味は小石集めで、剣道三段の腕前を持ち、クロスカントリースキーも楽しむなど、多趣味な一面を持っています。2010年6月17日からは、還暦を機にTwitterを開始し、情報発信を行っていました。

外部リンク

勝部修公式ホームページ - ウェイバックマシン
勝部修 (@katsubesan) - X（旧Twitter）
勝部修 (osamu.katsube.9) - Facebook
市長室から - 一関市役所

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