北九州市立鞘ヶ谷陸上競技場

北九州市立鞘ヶ谷陸上競技場の紹介

北九州市立鞘ヶ谷陸上競技場は、福岡県北九州市の戸畑区にある、陸上競技や様々なスポーツイベントに使用される多目的競技場です。この競技場は、日本陸上競技連盟による3種公認の施設であり、地域のスポーツ振興に寄与しています。

誕生の背景

この陸上競技場の由来は、昔は新日鉄八幡製鐵所が所有していた社員のレクリエーション用のグラウンドでした。初期の頃は、新日本製鐵八幡サッカー部がJSL公式戦を開催したり、陸上競技部の練習に利用されていました。しかし、2002年には北九州市が小倉南区長野に新たな陸上競技場を建設する計画を見直すことになり、鞘ヶ谷陸上競技場がその代替として改修を受け、以降は市により運営されています。これにより、地域のスポーツ、特に陸上競技やサッカー、ラグビーの活動が活発に行われています。

利用状況

この競技場は、日本製鉄八幡ラグビー部のホームグラウンドとして、九州ラグビーフットボール協会主催の公式戦が定期的に開催されています。また、プロサッカーチームのギラヴァンツ北九州が練習場として定期的に利用しており、かつてはニューウェーブ北九州時代にJFL公式戦の会場としても用いられていました。スポーツイベントを通じて地域社会を活性化させる役割を果たしています。

施設の構成

鞘ヶ谷陸上競技場には、観客用のメインスタンドやバックスタンドが完備されており、両サイドには芝生席も用意されています。サイドスタンドには芝生席が設けられていますが、一部エリアにはクラブハウスと思われる施設があり、観客が使用できる席は限られています。こうした設計により、多種多様なスポーツイベントへの対応が可能となっています。

交通アクセス

この競技場へのアクセスは非常に便利です。JR戸畑駅からは西鉄バスの40番または7番に乗り、「鞘ヶ谷競技場」で下車することができます。所要時間は約17分で、1時間に2～3本のバスが運行されています。また、小倉駅からも西鉄バスの7番に乗り、「鞘ヶ谷競技場」で下車することができ、こちらは所要約30分です。

終わりに

北九州市立鞘ヶ谷陸上競技場は、地域のスポーツ文化を支える重要な施設です。スポーツを通じて人々をつなぎ、地域活性化に貢献するこの競技場は、今後も多くの利用者に愛され続けることでしょう。

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