千葉県立保健医療大学について
千葉県立保健医療大学(Chiba Prefectural University of Health Sciences)は、
千葉県千葉市美浜区に位置する公立の大学です。
2009年に設立されたこの大学は、保健医療分野に特化した教育を行い、地域社会への貢献を目指しています。
大学の歴史
この大学の起源は1981年に設立された
千葉県歯科衛生専門学院と
千葉県栄養専門学院の統合に遡ります。これにより、
千葉県立衛生短期大学が創設されました。
2009年には、衛生短期大学と
千葉県立医療技術大学校が合併し、公立の四年制大学として新たに生まれ変わりました。
理念と目的
この大学は、以下の四つの理念を掲げています。
1.
人腕の育成: 高い倫理観と豊かな人間性をもった専門職を育て、生命の尊厳を理解し、多様性を尊重する広い視野を持つ人材をつくります。
2.
専門職の育成: 保健医療における優れた専門知識と技術を身につけ、各人に合った健康づくりに関わる能力を育成します。
3.
地域社会への貢献: 地域と積極的に連携し、保健医療の国際化に対応できる能力を持った人材を育てます。
4.
政策への貢献: 健康づくりに関する政策課題について、実践的な研究を行い、その成果を地域に還元し、地域の保健医療政策に寄与します。
キャンパス情報
幕張キャンパス
主に健康科学部の看護学科、栄養学科、歯科衛生学科が使用しています。このキャンパスへのアクセスは、JR総武線幕張駅や京葉線海浜幕張駅から便利です。
仁戸名キャンパス
こちらは健康科学部リハビリテーション学科が利用しています。最寄り駅は京成千原線の大森台駅です。
また、放送大学とは単位互換協定を結んでいるため、放送大学で取得した単位が卒業要件に含まれることがあります。放送大学の本部は幕張キャンパスの正面に位置しており、図書館の利用も可能です。
学部と学科
千葉県立保健医療大学には、以下の学科があります:
- 看護学科
- 栄養学科
- 歯科衛生学科
- リハビリテーション学科(理学療法学専攻、作業療法学専攻)
それぞれの学科は、特定の
資格や受験
資格を提供しています。
- - 看護学科: 看護師、保健師、助産師
- - 栄養学科: 栄養士、管理栄養士、栄養教諭一種免許
- - 歯科衛生学科: 歯科衛生士
- - リハビリテーション学科: 理学療法士、作業療法士
大学の意義
この大学は、地域に根差した保健医療専門職の育成を通じて、県民の健康づくりに寄与することを目指しています。また、国際的な視野を持って活動できる人材の育成も重視しており、多様な活動を展開しています。
千葉県立保健医療大学は、今後も地域社会と連携しながら、質の高い教育を提供していく方針です。