南平駅

南平駅は、東京都日野市南平六丁目に位置する京王電鉄京王線の駅です。京王西管区に所属し、駅番号はKO30です。

歴史

南平駅は、1926年（大正15年）4月28日に玉南電気鉄道の駅として開設されました。その後、合併を経て京王電気軌道（現・京王電鉄）の駅となり、戦時中には東急電鉄（大東急）の駅となった時期もありましたが、1948年（昭和23年）に京王帝都電鉄（現・京王電鉄）の駅として再出発しました。2011年（平成23年）には橋上駅舎化され、駅の利便性が向上しました。

駅名の由来

駅名である「南平」は、かつてこの地が平村と呼ばれていたことに由来します。平村は平資綱が所有していたとされ、同名の村が郡内に存在したため、区別するために北の平村と南の平村と呼び分けられ、その南平が駅名となりました。

駅構造

南平駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。橋上駅舎を備えており、改札口は平山城址公園側にあります。2010年（平成22年）からバリアフリー化と利便性向上のための駅改良工事が行われ、2011年（平成23年）に橋上駅舎が完成し、改札口が地上に移設されました。また、エスカレーターとエレベーターも新設され、駅の利用しやすさが向上しました。トイレは下り線ホームに設置されています。

利用状況

2023年度（令和5年度）の1日平均乗降人員は9,680人です。近年、1日平均乗降人員は若干の変動が見られます。

駅周辺

駅周辺には、東京都道173号上館日野線（北野街道）が通り、南平丘陵公園、環境省 水鳥救護研修センター、日本野鳥の会 鳥と緑の国際センターなどの自然に触れ合えるスポットがあります。また、東京都立南平高等学校、日野市立南平体育館、日野市立南平小学校などの教育施設や、日野南平郵便局、多摩信用金庫 南平支店、ヤオコー 日野南平店などの生活に便利な施設も充実しています。

隣の駅

京王電鉄[京王線]]において、南平駅は高幡不動駅]と平山城址[[公園駅(KO31)の間に位置しています。特急・急行は通過しますが、区間急行（上りのみ）・快速（下りのみ）・各駅停車が停車します。

外部リンク

京王電鉄 南平駅

南平駅は、地域の足として、また周辺施設へのアクセス拠点として、重要な役割を果たしています。

もう一度検索