南鳥海駅

南鳥海駅 (みなみちょうかいえき)

南鳥海駅は、山形県酒田市米島字下中道に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）羽越本線の駅です。田園風景の中に佇む、ひっそりとした無人駅として、地域住民に利用されています。

歴史

南鳥海駅は、その歴史の中でいくつかの変遷を経験しています。

1951年（昭和26年）：国鉄の鳥海仮乗降場として産声を上げました。
1952年（昭和27年）1月16日：駅に昇格し、南鳥海駅として正式に開業しました。
1972年（昭和47年）10月1日：荷物扱いが廃止され、無人駅となりました。これにより、駅員が配置されなくなり、静かな駅へと変わりました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅となりました。
2010年（平成22年）4月1日：管理駅が象潟駅から羽後本荘駅に変更となりました。
2024年（令和6年）10月1日：えきねっとQチケのサービスが開始される予定です。

駅構造

羽後本荘駅が管理する無人駅で、単式ホーム1面1線を有する地上駅です。かつては相対式ホーム2面2線を有していましたが、2023年3月現在は駅舎側の1番線のみが使用されており、一線スルー構造となっています。東側出入口へは跨線橋で連絡していましたが、2024年7月から跨線橋は閉鎖されました。旧2番線ホームには小さい待合室が設置されています。

のりば

1番線：■羽越本線（新津・酒田方面）

※ 現在は1番線のみ使用

利用状況

「山形県の鉄道輸送」によると、2000年度から2004年度の1日平均乗車人員は以下の通り推移しました。

詳細な乗車人員データは省略します。

駅周辺

駅周辺には、以下の施設があります。

南遊佐郵便局
酒田市立南遊佐小学校
山形県道373号杉沢南鳥海停車場線
山形県道374号比子南鳥海停車場線
広域農免道路「庄内こばえちゃライン」

駅周辺は、のどかな田園地帯が広がっており、これらの施設が点在しています。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■羽越本線

本楯駅 - 南鳥海駅 - 遊佐駅

まとめ

南鳥海駅は、地域の足として、また、鉄道ファンにとっては旅情を誘う駅として、その役割を果たしています。無人化やホームの変遷など、時代の流れとともに変化してきた駅の姿は、訪れる人々に様々な思いを抱かせるでしょう。えきねっとQチケのサービス開始により、今後ますます便利に利用できるようになることが期待されます。

脚注

省略

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

* 駅の情報（南鳥海駅）：JR東日本

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