吉原拓弥

吉原 拓弥（よしはら たくや）

1993年8月26日に神奈川県で生まれた俳優、吉原拓弥氏。身長は165cmで、現在はバイツに所属しています。幼い頃から芸能界に足を踏み入れ、子役として活動を開始。その後も途切れることなく俳優業を続け、多岐にわたる作品でその姿を見せています。

キャリアの始まりとテレビドラマでの活躍

吉原氏のキャリアは、子役としてのテレビドラマ出演から始まりました。2005年にはTBS系列で放送された日曜劇場「恋の時間」に、2007年には日本テレビ系列の土曜ドラマ「受験の神様」に出演するなど、キャリアの初期から注目される作品に参加しています。

成長してからもテレビドラマへの出演は精力的に行っており、WOWOWの「ドラマW」や「連続ドラマW」シリーズでは、「都市伝説セピア フクロウ男」（2009年）や「夢を与える」（2015年）といった作品に出演。また、NHKの松本清張ドラマスペシャル「顔」（2009年）にも名を連ねています。

特撮ドラマへの出演経験もあり、2010年にはテレビ朝日系列の「仮面ライダーW」の第17話・18話に金村有一役で、また同年には「天装戦隊ゴセイジャー」のepic20に本村拓也役でゲスト出演を果たしています。

時代劇にも挑戦しており、2013年にはテレビ東京系列の新春ワイド時代劇「白虎隊〜敗れざる者たち」で伊東悌次郎役を演じました。その他にも、「遺留捜査」（テレビ朝日、2013年）、昼ドラマ「天国の恋」（東海テレビ、2013年）、土曜ワイド劇場「火災調査官・紅蓮次郎 第14作」（テレビ朝日、2014年）など、ジャンルを問わず様々な作品で存在感を発揮しています。

近年では、2018年にテレビ埼玉で放送された「人狼ゲーム ロストエデン」で東克彦役を演じ、2020年にはMBSテレビのドラマイズム枠で放送された「映像研には手を出すな!」の第3話・6話に出演するなど、コンスタントに活動を続けています。

映画出演の軌跡

テレビドラマと並行して、吉原氏は多数の映画にも出演しています。子役時代の出演作としては、2007年の「図鑑に載ってない虫」や2008年の「ぼくのおばあちゃん」があります。成長後も「斬〜KILL〜」（2008年）、「おっぱいバレー」（2009年）、「僕たちのプレイボール」（2010年）など、青春群像劇や多様なジャンルの作品に参加。

特に、コミックの実写映画化で大きな話題となった「暗殺教室」シリーズへの出演は特筆されます。2015年公開の「暗殺教室」、そして2016年公開の続編「暗殺教室〜卒業編〜」の両作に、竹林孝太郎役として重要な生徒キャストの一人として登場しました。

その他にも、「L♡DK」（2014年）、「月震のかずみ」（2014年）、「美しい星」（2017年）、「トリガール!」（2017年）、「ぐらんぶる」（2020年）など、幅広い作品で様々な役柄を演じ分けています。

その他の活動

吉原氏の活動は、テレビや映画だけに留まりません。2017年にはオリジナルビデオ「乳酸菌飲料販売員の女」に出演。また、栄光ゼミナール、バンダイ、ケンタッキー・フライドチキン、日清食品カップヌードルといった企業のCMにも多数起用されており、お茶の間にもその顔が知られています。

さらに、人気アーティストのミュージックビデオにも出演しており、2014年には遊助の「とうもろこし」、2018年にはMr.Childrenの「here comes my love」のMVに参加するなど、映像表現の多様な分野で活躍しています。

子役としてキャリアをスタートし、着実に俳優としての道を歩んできた吉原拓弥氏。テレビドラマ、映画、CM、MVなど、様々な媒体で多様な役柄を演じこなし、確かな演技力と存在感で作品に貢献しています。今後の更なる活躍から目が離せない俳優です。

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