土居駅

土居駅 (どいえき)

土居駅は、大阪府守口市文園町に位置する京阪電気鉄道京阪本線の駅で、駅番号はKH10です。

歴史

土居駅は1932年（昭和7年）に開業しました。近隣には滝井駅が既に存在していましたが、土居駅周辺の人口増加に伴い、駅設置への要望が高まりました。住民による土地の寄付運動も行われ、駅の開設に至りました。1966年（昭和41年）には1日の利用者数が2万人を超えるピークを迎えましたが、その後は人口流出や近隣での地下鉄開業の影響を受け、2013年（平成25年）時点では京阪本線内で鳥羽街道駅に次いで利用客が少ない駅となっています。

年表

1932年（昭和7年）6月14日：京阪本線の線路移設により開業。開業当初から高架駅でした。
1933年（昭和8年）12月29日：複々線化。
1943年（昭和18年）10月1日：会社合併により京阪神急行電鉄（現・阪急電鉄）の駅となる。
1945年（昭和20年）9月15日：輸送混乱防止のため、駅の使用を中止。
1947年（昭和22年）3月11日：営業再開。
1948年（昭和23年）12月20日：駅を改築。
1949年（昭和24年）12月1日：会社分離により京阪電気鉄道の駅となる。
1992年（平成4年）：駅舎の改修と8両編成に対応するためのホーム延伸工事が完成。
2011年（平成23年）
3月5日：身体障害者対応エレベーター使用開始。
3月12日：車イス・オストメイト対応の多目的トイレ使用開始。
2014年（平成26年）3月29日：プラットホームに異常通報装置を設置。
2016年（平成28年）10月31日：コンコースに旅客案内ディスプレーを設置。

駅構造

土居駅は無人駅で、改札内にトイレが設置されています。通過線2本を挟んだ相対式2面2線のホームを持つ高架駅です。改札口は下りホーム京都寄りに1ヶ所のみで、ホームは2階にあります。通過線にはホームがなく、外側の2線にのみホームが設けられています。

隣の滝井駅とはわずか400mしか離れておらず、両駅のホーム端から端までの距離は160mに満たないほどです。しかし、土居駅から滝井駅までは歩きにくい場所もあるため、2013年（平成25年）11月の調査では、この区間のみを利用する乗客が1日平均23人いました。

上り線側ホームの盛り土には、桜並木が植えられています。

のりば

両ホームとも8両編成に対応しています。

利用状況

2019年（令和元年）度の特定日における1日の乗降人員は5,677人です。京阪本線内では、鳥羽街道駅、橋本駅に次いで3番目に利用者の少ない駅であり、普通列車のみが停車する駅としては最も利用者が少なくなっています。

駅周辺

駅周辺は住宅地となっており、駅前には複数の商店街（京阪商店街、東通商店街、中通商店街、旭通商店街、土居商店街、土居駅前通り商店街）が広がっています。また、小中一貫校や土居公園も近隣にあります。

バス路線

駅から線路沿いを北東に約100mの地点に京阪バスの京阪土居北口停留所があります。また、駅から北西に約500mの国道1号線上には、大阪シティバスと北港観光バス（あさひあったかバス）の守口車庫前停留所があります。

京阪土居北口
京阪バス：1号経路 寝屋川市駅 行
守口車庫前
大阪シティバス
10号系統：地下鉄都島・天満橋 行
34号系統：大阪駅前 行
35号系統：杭全 行
78号系統：大阪駅前 行
北港観光バス（あさひあったかバス）：生江 方面

隣の駅

京阪電気鉄道

京阪本線

■普通

滝井駅 (KH09) - 土居駅 (KH10) - 守口市駅 (KH11)

(括弧内は駅番号)

外部リンク

土居駅 - 京阪電気鉄道
おけいはん.ねっと｜駅情報局：土居駅

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