壬生町おもちゃ博物館

壬生町おもちゃ博物館：おもちゃと出会える、心躍る空間

栃木県下都賀郡壬生町、豊かな自然に囲まれた壬生町総合公園内に位置する壬生町おもちゃ博物館は、玩具メーカーが集積する「おもちゃのまち」ならではの、魅力的な博物館です。中世ヨーロッパのお城を思わせる外観は、来館者をたちまち物語の世界へと誘います。

館内探訪：五感を刺激する、おもちゃの世界

館内は、見て、触れて、聞いて楽しめる体験型展示が充実。1階は、おもちゃのワンダーランドが広がり、子どもたちの好奇心を刺激する様々な仕掛けが施されています。2階では、玩具の歴史や数々の貴重なコレクションを展示。おもちゃが持つ創造性と歴史の深さを知ることができます。そして3階は、展望室。眼下には、緑豊かな公園や街並みが広がり、開放的な空間で一息つくことができます。

ジオラマ棟：鉄道模型の情景に酔いしれる

開館10周年を記念して増築されたジオラマ棟は、おもちゃ博物館の魅力をさらに高めています。1階には多目的ホール、2階には鉄道模型の部屋があり、本館とは連絡通路で繋がっています。鉄道模型の部屋には、TOMIXをはじめとする老舗メーカーの製品から、今では入手困難なレアアイテムまで、幅広いコレクションが展示されています。NゲージやHOゲージのジオラマは、子供だけでなく大人も楽しめる見どころです。貸しレイアウトも用意されており、来館者自身も鉄道模型の世界を創造することができます。

リニューアルと充実の設備

2011年には大規模なリニューアルを行い、来場者の意見も参考に、より魅力的な空間へと生まれ変わりました。大型遊具の設置など、より多くの来場者が楽しめるよう工夫が凝らされています。また、博物館隣には、大切なコレクションを修理する「おもちゃドック」も設置。さらに、壊れたおもちゃの修理を請け負う「おもちゃ病院」も定期的に開催され、来館者にとって心強い存在です。2021年には、空調改修工事を行い、館内環境の改善も図られました。

アクセスと情報

所在地：〒321-0211 栃木県下都賀郡壬生町大字国谷2300番地
開館時間：9:30～16:30 (入館は16:00まで)
休館日：毎週月曜日（祝日の場合は翌日）、年末年始
入場料：大人600円（団体400円）、子供300円（団体200円）※4歳以上中学生まで
アクセス：東武宇都宮線 おもちゃのまち駅より徒歩約30分、北関東自動車道壬生ICより車で約3分
駐車場：無料駐車場あり（600台）

マスコットキャラクター：壬雷ちゃん

壬生町おもちゃ博物館のマスコットキャラクターは「壬雷ちゃん」。壬生町の「壬」と雷の「雷」を組み合わせた名前で、「みらい」と読む、愛らしいキャラクターです。雷をモチーフにしたデザインは、夏の栃木県を象徴するものでもあります。漫画家・牧野圭一氏によるデザインと、一般公募によって選ばれた名前は、壬生町おもちゃ博物館の親しみやすさを象徴しています。壬雷ちゃんは、おもちゃ博物館だけでなく、おもちゃのまち駅や道の駅みぶなどでも見かけることができ、町のシンボルとして親しまれています。

壬生町おもちゃ博物館：未来への希望を届ける場所

壬生町おもちゃ博物館は、単なる博物館を超え、地域住民や観光客にとって、思い出と笑顔を創造する場所です。おもちゃを通じて、人々の心を豊かにし、未来への希望を届ける、そんな役割を担っています。おもちゃのまちの歴史と文化、そして未来への夢を体感できる、魅力あふれる空間をぜひ訪れてみてください。

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