大和地所レジデンス

大和地所レジデンス株式会社は、分譲マンション事業を主力とする日本の不動産デベロッパーです。

概要

1993年2月16日、西丸誠氏によって日本綜合地所株式会社として設立されました。西丸氏は、広島工業大学卒業後、複数の建設・不動産[[会社]]で経験を積み、その知見を活かして独立しました。2003年には東京証券取引所一部への上場を果たしましたが、2009年に会社更生手続きを開始。その後、株式会社大和地所がスポンサーとなり、ダイア建設と共に大和地所グループ傘下に入りました。2012年に会社更生手続きを終え、2015年4月に現在の社名に変更しました。

会社更生以前には、総合地所株式会社との混同が見られたり、同業の大和ハウス工業との関連を指摘されたりすることがありましたが、これらはいずれも無関係です。

沿革

1993年: 日本綜合地所株式会社設立。本店を横浜市南区、東京本社を港区に開設。
1994年: 自社企画開発分譲第一号「グランパーク深沢」を分譲。
1997年: 港区三田に自社ビル購入、東京本社を移転。
1999年: 株式店頭登録。
2000年: マンション管理事業を開始。
2001年: 大規模開発「横濱レイディアントプロジェクト」用地取得。全戸全居室に高速インターネット常時接続サービス導入。国際環境基準ISO14001認証を取得。東京証券取引所二部上場。
2002年: 国領駅前、府中駅前超高層再開発事業に参画。港区高輪に自社ビル購入、東京本社を移転。
2003年: 東京証券取引所一部上場。日綜ハウジング株式会社設立。首都圏最大級プロジェクト「レイディアントシティ横濱」販売開始。マンション管理事業を分社化し、日綜コミュニティ株式会社（現・大和地所コミュニティライフ株式会社）設立。
2005年: 不動産取引業界初「プライバシーマーク」取得。本店を東京都港区に移転。ビル事業開始。日立造船不動産株式会社の全株式を取得。
2006年: 横浜支店開設。日立造船不動産株式会社を日綜不動産株式会社に名称変更。メディアイノベーションから複数の企業株式を取得。
2008年: 経営悪化を理由に2009年4月入社予定の内定者53名の内定を取り消し。
2009年: 会社更生手続開始を申し立て（負債総額1,975億4,900万円）。上場廃止。
2010年: 発行済み全株式を無償取得し全償却する完全減資を実施。日綜ハウジング株式会社を合併。東京本社を港区新橋に移転。
2012年: 会社更生手続終結。
2014年: 本社を港区西新橋に移転。
2015年: 現社名の大和地所レジデンス株式会社に商号変更。

分譲住宅

大和地所レジデンスが企画・開発するマンションは、ヨーロッパ風の外観デザインが特徴です。2007年8月以降は「ヴェレーナ」シリーズとしてブランドを統一しています。

また、特徴的な設計として、容積率に算入されない吹き抜けを利用し、奥行き4メートルの「オープンエアリビングバルコニー」を設けた物件も存在します。

かつて展開していたブランド

グランシティシリーズ: 通常の分譲マンションシリーズ。
レイディアントシティシリーズ: 大規模開発マンションシリーズ。
グランタワーシリーズ: タワー型高層マンションシリーズ。

外部リンク

大和地所レジデンス株式会社 公式ウェブサイト
株式会社大和地所 公式ウェブサイト
日本綜合地所株式会社 - 旧公式サイトのアーカイブその1
* 日本綜合地所株式会社 - 旧公式サイトのアーカイブその2

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