大阪産業大学附属高等学校

大阪産業大学附属高等学校について

大阪産業大学附属高等学校（Osaka Sangyo University High School）は、大阪府の大阪市城東区に位置する私立の高等学校です。本校は全日制の課程を提供し、普通科に特進コースI・II、進学コース、スポーツコースの4つのコースを設置しています。また、国際科としてグローバルコースも用意されており、学びの選択肢が豊富です。1992年には国際科の開設に伴い、男女共学に移行しました。かつては中学校も併設していましたが、2018年にその募集を停止し、2020年に閉校となりました。

校歴の概要

本校の始まりは、1928年に設立された大阪鉄道学校で、当時は修業年限が3年制でした。1938年には5年制の大阪第一鉄道学校が設立され、1945年に両校が合併し、現在の大阪産業大学とその教育法人の起源が形成されました。1948年には大阪第一高等学校として設置され、その後、1975年に大阪産業大学高等学校と改称し続いて進展を遂げています。

1980年代の高校生急増期には、大阪府からの要請を基に大東市に臨時分校を設け、大阪産業大学高等学校大東校舎が1983年に設置されました。1988年度の入学者を最後に大東校舎は閉校となり、その後、大阪桐蔭高等学校として独立しています。

年表

• - 1928年11月: 大阪鉄道学校設立認可
• - 1945年4月: 大阪鉄道学校が大阪第一鉄道学校に合併
• - 1949年12月: 大阪鉄道高等学校と大阪鉄道中学校に改称
• - 1975年4月: 大阪産業大学高等学校に改称
• - 1983年: 大東市に分校を設置
• - 1988年: 大東校舎が大阪桐蔭高等学校として独立
• - 1996年4月: 大阪産業大学附属高等学校に改称
• - 1998年4月: 工業系学科の募集停止
• - 2001年4月: 附属中学校開校
• - 2005年3月: 野球部が選抜高等学校野球大会に出場
• - 2017年5月: 附属中学校が2018年度からの募集停止決定
• - 2020年3月14日: 附属中学校が閉校

交通アクセス

学校へのアクセスは、Osaka Metro長堀鶴見緑地線の今福鶴見駅から北へ約700メートル、またはOsaka Metro今里筋線の新森古市駅から南へ約800メートルの場所にあります。さらに、京阪本線の関目駅及びOsaka Metro今里筋線の関目成育駅からは南西へ約1.4キロメートル、また大阪シティバス「鶴見6丁目」停留所からは西へ約70メートルです。

部活動

本校ではスポーツ推薦や吹奏楽部のクラブ推薦を活用した入学試験が行われています。学校法人である大阪産業大学では、中期事業計画の一環として、系列校とのスポーツクラブ交流を進めています。硬式野球部は2005年の春の選抜大会に出場し、アメリカンフットボール部は全国高校アメリカンフットボール選手権大会において8回の優勝経験を持っています。

このように、大阪産業大学附属高等学校は多様な教育課程と豊富な部活動を通じて生徒の成長を支援しています。大学への進学を目指す生徒からスポーツ分野での活躍を希望する生徒まで、様々なニーズに応じた教育を行っています。

もう一度検索